ITパスポートに受かったが……実務的にはどうなん??
本日、一応国家資格のITパスポートを受けまして、合格することが出来ました。全然勉強してなかったので、まあ落ちるだろうなと思っていたら案外余裕をもって合格できたので本当に安心しました……。これがないと就職の条件満たせないから笑笑
元々数年間プログラミングやら何やらでITに携わってはいたのでイケるのではとか高を括っていたのですが、テキストを眺めてみると存外知らないことが多すぎてビビりました。しかもテキストをじっくり読み始めたのが試験3時間前くらいだったので、これはやばいとマジで焦りました。
というのも、一般的な実務でやる範囲からかなり逸脱した細かい知識が求められました。サイバーセキュリティ分野であればDDos攻撃は有名ですが、その他10~20?種類ほどの聞いたこともない攻撃方法が紹介されており、そんなに覚えとらんわ!ってなりました笑
他分野でも同様で、実務的にはあまり使わない言葉がしっかりめに定義されていたり、古典的なシステム運用方法を詳細に覚えさせられたり、(僕はめっぽう弱い)法務系の問題が多めだったり、かなり幅広い範囲を詳細に押さえる必要があったので、真面目に勉強しようと思うと暗記量が膨大です。
幸い、テストでは一般的によく使われる用語や定義の問題が多かったため、上記の細かい知識は「合格するだけ」なら覚えなくても大丈夫でした。
ただ、ITパスポートの内容って一般常識レベルのものが多くて、これを知ったからといって実務で使えるレベルにはならないなぁと思いました。特に疑問を感じたのは経営系の分野で、正直経営分野を中途半端に組み込むくらいなら技術系の知識(それこそ軽いプログラミングとか)に振った方がいいし、経営系をやりたいなら中小企業診断士やら簿記やら会計士・税理士へどうぞと思いました。
でも、ITパスポートの目的自体が、ITを本業とする人向けではなくて、ITを知りたい一般人向けみたいな風に書いてあったので、もしかするとこれで最適なのかもしれませんね(経産省の人が頭絞って作った試験だろうし……)。
ITパスポートは実務でやってる人ならあんまり勉強せず合格出来るけど、実務的には使えないかもね、という記事でした。ばいばい。
思いついたことをふらっと書き留めていきます。