アイスホッケー観客動員数(2023年まで)
アイスホッケーの観客動員数は、コロナの影響も徐々に薄れていき、近年着実に増加しています。ここでは、アイスホッケーの観客動員数の推移について2023年末までの状況を書いていきます。
◎2023−2024シーズン途中までの増減傾向
まずは全体の傾向から見ていきます。
すべてのチームが前年度平均を上回っています。特に日光と横浜は3年連続で増加傾向ですね。アニャンも1000人平均に迫る勢いです。
◎各チームの状況
ここからは各チームの状況を見ていきたいと思います。
★HLアニャン
コロナの期間中の動員はわかりませんが、2023-2024シーズンは顕著に増えています。2012-2013シーズン以降減少傾向にありましたが、1000人平均に迫る勢い。チームも好調ですし、チームの人気もどんどん出ていってほしいですね。
★レッドイーグルス北海道
クラブ化初年度は初の1000人平均割れといった状態にもなりましたが、お客を呼び込むアプローチがうまく行っているのか、観客平均は目に見えて上がっています。ゴールデンカムイなどのコラボなど多彩で行ってみたくなりますよね。1500人の大台復活を目指して頑張って欲しいです。
★東北フリーブレイズ
全日本選手権では4年連続の決勝進出。短期決戦には強いイメージのある東北フリーブレイズ。去年までの不振から脱却しつつあり、観客動員数も上向きです。ここはフラット八戸になってからコロナもあり中々アリーナの良さを発揮できていませんが、めちゃくちゃいいアリーナなので多くの人に体験してほしいですね。
★栃木日光アイスバックス
今年の全日本チャンピオンである日光。元々人気チームだったこともあってか一気に観客数が戻っている印象。優勝効果でもう人伸びできるといいなと思います。
★横浜GRITS
4年目に入った横浜GRITSですが、シーズン初めのつまづきもあってか最近までの平均は去年以下でした。しかし、12月に入って一気に観客数が伸びます。ちなみに去年も同じ傾向で2年連続で夏場は少なく、冷えてくると増える傾向です。サッカーや野球のシーズン終了と関係あるのでしょうか。去年に比べて微増な状況なのでもう少し伸ばしたいところです。
◎残りのシーズンと来シーズン
シーズンも折返し、終りが見えてきました。やはりチーム数が少ないと寂しですね。来年は北海道ワイルズの新規参入二期待したいですし、サンエスオルクスなどの地方で頑張っているチームも出てきました。日本津々浦々にチームができるといいですね。