撮影テクニック #撮影の3つの目
こんにちは!
いつもスナップスナップをご利用いただき、ありがとうございます!
かかりつけカメラマンの渡辺啓太です。
ぼくがこのnoteを更新しはじめてから、丸2ヶ月の月日が経ちました。
月日が流れるのはあっという間。
ぼく自身2018年に入社してから、今年で3年目の年を迎えますが、社会人になってからは学生時代以上に時の流れが早く感じます。
今日はそんな僕が入社時のころからずっと大事にしている【3つの目】について少しお話しできればと思います。
【渡辺 啓太(わたなべ・けいた)】神奈川県川崎市生まれ。
高校時代にカメラマンという職業に憧れ、卒業後、写真学校に進学。
2018年 株式会社フォトクリエイトに入社。
フォトクリエイター(社員カメラマン)として、子どもたちの思い出を記録しつつ、ビジネスマンとして将来必要な知識を勉強中。
普段は現場に出向きながら、
キッズフォトグラファーとして、「どうすれば保護者の皆さまやお子さまにとってより良い思い出のカタチを届けることができるのか」を
僕なりに試行錯誤しながら、撮影をさせていただいています。
しかし、僕の仕事は撮影だけでなく、社員のひとりとして営業のデスクワークもしています。
そうしていると、ときどき目の前のタスクでいっぱいいっぱいになってしまうことも。
自分に余裕がなくなると、考える力が鈍ってしまい大切な判断を間違えそうになってしまうこともあります。
そんな煮詰まった時には、「ふう。」と一息ついて休憩をしたあとに
先輩社員に教わった「3つの目」のことを思い浮かべるようにしています。
【3つの目】
鳥の目・・・高いところから物事の全体像を把握する目
魚の目・・・潮流を読むように、変化や流れを捉える目
虫の目・・・対象により近づいてさまざまな角度から物事を見定める目
自分の目に写っているもの・自分がこうだと思ったことにとらわれず、物事を俯瞰して広い視野で色々な世界を見ていくことを心がけています。
そして、この「鳥」「魚」「虫」の3つの生物の目。実はある別の「目」に置き換えると、なんと写真を撮影する際のテクニックに変身するんです。
視点を少し変えるだけで、普段とはひと味もふた味も違う写真が撮れる大チャンスです。
ということで、ここからは視点の転換をテーマに写真撮影の「3つの目」についてご紹介します!
はじめにご紹介するのが、
みなさまにはおなじみの<大人の目>を使った撮影。
撮影の仕方はいたって簡単。
立ったままの状態で、ご自身の顔の高さより上でカメラを構えるだけでOK!
この目線では撮影することでいつも保護者の皆さまが見ているそのままのお子さまの姿を写真に残すことができます。
カメラの目線の先が地面に向いてしまう(土色が多く画角に入る)ため、
いわゆる「写真映え」な撮影を行うことが少し難しいかもしれませんが、
被写体に近い位置でこの<大人の目>をつかうと、自然と視線が上向きになりお顔を大きくしっかりと写すことができます。
お子さまの名前を呼び、ちょっと上目遣いの一瞬を狙ってみたり、「変顔して?」とお願いしてみたりすることで見返した時にくすっと笑えるようなお子さまの写真が残せるチャンスです。
続いてご紹介するのが<お友達の目>
少し視線を下げてみると、
そこに広がっているのは大人の知らない子どもの世界。
夢中になって鬼ごっこをしている姿や、こそこそひそひそ秘密のおはなしをしている表情などいつもは見られないお子さまの姿が見えてきます。
コツとしては、立ち膝や中腰の姿勢でカメラを構えること。
長時間の撮影だと腰がいたくなってしまうのでキツイときは、
カメラのレンズをお腹の位置まで下げてシャッターを押すのもOK!
☆お子様が帽子をかぶっているとき
☆背景までしっかりと写し、どんな場面かわかる写真が欲しいとき
☆あまり大人数でなく、1~2人のお友達とお子さまが遊んでいるとき
こんな場面ではこの<お友達の目>の視線での撮影方法がおすすめです。
最後にご紹介するのが、さらに視線を落とした<猫の目>
☆おこさまが砂遊びなど座り込んで遊んでいる場面
☆ジャンプやスキップなどお子さまが大きな動きをしているとき
☆「大きくなったなあ」と感じられる写真を撮影したいとき
こんな時には地面に近い足元くらいの高さにカメラを構えてから、
少しレンズの向きを斜め上に傾けてシャッターを押してみてください。
下から煽って写真を撮ることにより、躍動感のある写真を収めることができます。
また、<大人の目>とは反対にカメラの視線の先が空に向くため、
色鮮やかで奥行きのある「映える」写真を簡単に撮影することができます。
僕の場合、普段立ったり座ったりしているだけでは撮影できないような写真が残せるので、ついつい夢中になってしまい、いつのまにか寝転びながら撮影をしてしまうことも・・・
寝転ぶまではいかなくとも撮影をしている途中で座り込んだり、手元が地面すれすれになることがあるので、ある程度汚れても良い格好で撮影することをおすすめします。
【写真の構図】については、後日改めて別の記事でご紹介させていただきますのでぜひ楽しみにしていてください!!
お子さまの大切なハレの日を、素敵な思い出として彩るお手伝いをさせてください。
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みなさまからのご依頼心よりお待ちしております。