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書籍紹介: 強くなりたいきみへ!
こんにちは!
コンディショニングコーチの寺田です。
今日は書籍の紹介♪
『強くなりたいきみへ!』
エディー ジョーンズ著
ラグビーをしているお子様をお持ちの方は既に読んだことがある本かもしれませんが、
元ラグビー日本代表監督のエディー ジョーンズさんの著書。
近鉄のアカデミーに来ている小学生の男の子が夏休みの読書感想文に選んだという事で教えてくれたので、
私も読んでみました!
小学校高学年から中学生向け
本著は『強くなりたいきみへ!』というタイトルの通り小学校高学年から中学生の選手に向けて書かれている本なので、
比較的読みやすく書かれています。
ただ、子供向けの本ではあるもののエディーさんのナチュラルな厳しさが随所に感じられる様になっていて(笑)、
カバーの内側の一文からそれがにじみ出ています。
でも、やっぱり『自分で考える事』ができる人は強いと選手を見ていても、
一緒に働いてきた人を見ていても思うので、
これは大事な事だと感じます。
南アフリカ戦の時のリアルな描写
本著には日本代表監督にエディーさんが就任して、
少しずつ選手のマインドを変える為に色々な事に取り組み、
結果的に南アフリカ戦の勝利につながった様子も書かれています。
何度も映像で見ていますし、色々な著書からもどんな様子だったかを知ってはいるものの、
やっぱり当事者が書いているリアルな描写には鳥肌が立ちますね。
カテゴリーは日本代表チームと社会人チームで少し違いますが、
大一番の緊張感は似ているところもあり大いにイメージができました。
本気で考えているか、取り組んでいるか
本著にはエディーさんの幼少期の頃の話からオーストラリア代表を目指して選手としてプレーしていた頃の話も書かれているのですが、
ここまで真剣に取り組めるからこそ、世界レベルで成功できるのだなぁと感じました。
身体が小さい、日本人とオーストラリア人の親から生まれた自分が、
他の選手よりも上手くなる為、試合に出られる様になるにはどうすれば良いのか?
そんな事をずっと考えていたと本著には書かれていますが、
これはラグビー以外でも成功する為には欠かせない事です。
自分には何が足りなくて、どうすればそれを得る事ができるのか?
周りに比べて強みは何なのか?
弱みはなんなのか?
何をすればレベルアップできるのか?
これを自分で考える事ができる人はやっぱり強いです。
もちろん、自分で考える事で全ての答えを得る事はできないでしょう。
しかし、自分で考える事をしないで人に答えを聞いて、それをただ言われたとおりにするだけでは、それ以上に上手くならないのも事実です。
やっぱり自分の事は自分で考える事が大切なんですよね。
まとめ
所々厳しいエディーさんを感じる事ができる本著。
印象に残った部分を少し載せておくと
・父はほとんどの試合を見に来てくれていた。勝っても負けても『よくやった』と言ってくれ、『自分がベストをつくしていることを分かってくれている』と思った。
・自分で考える、自分から動く。だから成長する
・主張が強いから悪いわけでは無い。主張が強いというのはまちがったことをまちがいだと言える人
などになります。
他にもありますが、長くなったので気になる方は読んでみて下さい。
子供たちのラグビーやスポーツに関わる方にオススメの本著。
まだ読んで無い方は是非チェックしてみて下さい。
最後まで読んでいただきたい、ありがとうございました!
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編集後記:
チームは1週間のオフに入っているのでしっかり充電しています。
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![寺田京太”Keith(キース)”@スポーツ現場の専門家](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33130858/profile_a046dff20cb3367fd3c91c6c33c1eef3.jpg?width=600&crop=1:1,smart)