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子供時代にスポーツを楽しむ事が一番の上達への近道

皆さん、こんにちわ。

社会人ラグビーチーム、近鉄ライナーズでコンディショニングコーチをしている寺田です。

今日のランチは職場近くのカフェ『Cafe&Deli Time』というお店に行ったのですが、

そこにはチームの選手である、サナイラ ワクァ、ミロ デイビッドとジョセ セルも来ていました。(写真はライナーズのHPから借りてきたワクァ選手)

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隣の席にいたのでランチを食べながら色々と話していたのですが、

その中でフィジー出身のワクァとジョセの子供時代の話になりました。

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南半球でラグビーが強い国というとニュージーランドやオーストラリアも有名ですが、

フィジーやサモア、トンガなどもラグビーは盛んで、ワクァもジョセも子供のころからタッチフット(タックルをしないラグビー)をして遊んでいたそうです。

そのルールは『1回タッチされたら相手ボールになる』というかなり厳しいもの。
しかも、50人ぐらいの子供を半分のグラウンドの半分に分けてプレーしていたようで、パスを回したりできるイメージが私には全くわきませんでした(笑)。
50人の子供に一つのボールなので半分にフィールドを分けてボールが来ないときの半分は遊んでいたそう(笑)。自由ですよね~。

しかもそれをボールでは無く水を入れたペットボトルに少し砂を入れて重くして使っていたり、色が完全に落ちてしまった古~いラグビーボールでやっていたそうなので、

彼らが自在にパスを投げたりキャッチしたりする能力の原点を見たような気がしました。


そこから感じたのは『やっぱり子供の頃はスポーツを楽しむ事が一番大切』だという事。

遊びの中でボール(時にはペットボトル)を追いかけたり、パスをしたり、キャッチしたり、
友達を追いかけたり、追いかけられたり、

それを真剣に遊んで楽しむ。時にはケンカになる事もOK(笑)

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それがそのスポーツを好きになるキッカケになり、もっと上手くなりたいと思う源泉になる

当たり前の事の様に感じますが、スポーツのEarly Specialization(早期の特化)による弊害が叫ばれている昨今、とても大切な事だと思いますね。

私がとても共感した元ラグビー日本代表監督、エディ・ジョーンズ氏の発言に

スポーツ(Sports)はあくまでレクリエーション(Recreation)の一部。レクリエーションとはRe-Creationであり、人間にエネルギーや活力を与えるもの

というのがあるのですが、それにも繋がる事だと感じます。

今はまだ『スポーツを楽しむ』というのは難しくなっていますが、
多くの子供たちがスポーツからエネルギーや活力を得られる様な状況に早くなって欲しいと思いますし、

指導者の方には子供達が『楽しむ事』を大切にする様な指導をして欲しいと改めて思う日となりました。

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寺田京太”Keith(キース)”@スポーツ現場の専門家
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