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アスリート『センタード』 コーチングについて

こんにちは!

コンディショニングコーチの寺田です。

今日は少しだけ専門的?な内容で

アスリートセンタードコーチング(Athlete Centered Coaching)

について書いていきたいと思います。

このnoteはジュニアスポーツに関わる方や同業の方が読んで下さっていると思うので、

コーチでは無くても、『コーチング』を受ける側や、する側の方向けの内容になっています。

アスリート『ファースト』と『センタード』

アスリート『ファースト』という言葉はスポーツに関わる方は聞いたことがあるのでは無いでしょうか?

『アスリートの事を一番に考えて判断、行動する』という言葉で、
例えばチームとして勝つことよりもアスリートが大事だよねっといった時に使われたりする言葉なのですが、

実は最近あまり使われなくなっている言葉なようです。

それを知ったのはNSCAジャパンという私が所属する筋トレやコンディショニングを普及する?団体のセミナーだったのですが、

『ファースト(1st)』つまり、『1番』という所に引っかかっているようで

『じゃあ、コーチやスタッフは2番なの?』
『コーチが2番なら家族は3番??』

という風になっているようです。

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実際、『選手の為に!』という言葉を合言葉にスタッフが搾取されてしまっているスポーツ現場もありますし、
長時間労働が常態化している所もあると聞きます。

それはちょっと違うよね。っという所から

アスリート『センタード(Centered )』という言葉が使われる様になったようです。

『センタード(Centered )』とは?

では、アスリートセンタードのセンタードとはどういう意味なのでしょうか?

英語で書くとCentered。
つまり、〇や◇の『真ん中、中心にした』という意味なんですよね。

アスリートセンタードとは
『選手を中心にして考えよう』という意味ではあるのですが、

ファーストでは無いから1番は無いですね。

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また、〇や◇はその人の中にいくつあってもいいですから、
それぞれの中心にあるものを大切にする事が大事
という事かなぁと

セミナーを聞いていて感じました。

スポーツ現場以外にも大事

これはスポーツ現場でのコーチングの話だったのですが、

裏を返せば他の事にも通じる事ですよね。

仕事であれば『お客様第一主義』は大切なのかもしれませんが、

行き過ぎれば搾取や長時間労働につながります。

家庭で『子供第一』になり過ぎれば、
親御さんに過剰に負担がかかってしまう事にも繋がると思います。

『真ん中ではあるけど、1番では無い』

このスタンスは結構大事な事だと思います♪

まとめ

今回はスポーツ現場で最近言われ始めている

アスリート『センタード』について書いてきました。

選手を大事にしない事なんて論外ではありますが、

それも行き過ぎれば周りが疲弊するという事について改めて考えさせられるトピックですよね。

選手を大事にしつつ、自分の人生の他の部分も大事にする。

バランスを考える為にヒントになっていれば幸いです♪

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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編集後記: 

1週間のオフが終わりました!また、シーズンに向けて再スタートしていきます!!

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寺田京太”Keith(キース)”@スポーツ現場の専門家
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