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女王様と僕 | 2-2| やるか殺られるか、すぐ手を握るか

やるか?やらないか?ううん。もうそんな時代じゃないみたいだ。

すぐ、どうやるか。

そういう感じで切迫してる。前回、書いたよね?

「目に見えない恐怖が煽られる日々。
 自然は、そして自然という化けの皮をかぶった何かは、
 人と人の距離をあえて離そうとしている。
 さぁ、機能としての人の放棄。
 キミはどうする?」

さぁ、君は何してきたかな?
きっと、大概がなすすべもないだろう。
大抵、まずはしっかりと準備を、と言っているだろう。

現場の兵隊は、もしくは小隊は、あまりにも壁が高すぎて、諦めるしか無い様子。違うんだ。そういうことではないんだ。そこの、温存している力のある人達。その、懐の軍隊を。今すぐ開放して戦地(メンタル)に向かわせないと。まもなく手遅れだよ。大切なのは、君たちが何かが過ぎるまで自分たちを隔離して温存することではない。今こそ、銭湯(行きたい)を斬って逝く時だろう。論ずるより命ぜよ。

本質は、常に変わらない。バベルの塔も。新しい病も。炭酸は振れば吹き出す。でも、振ると何かが増えるような気がして、面白がってしまう。面白がるのは勝手。でも、お金という泡は、ある一定のレベルまで打ち出の小槌のごとく振っただけ出た。そのあとは、小槌は壊れ、泡は消し飛び、皆泡に飲まれるだけ。

そろそろ目を覚まそう。お金とは、所詮道具であることを。土地や建物はただの箱であることを。皆が生み出す地球からもらう恵みが、生命を回すことを。生命を回すために、土と向き合う人が地球の声を聞いていることを。そして、恵みは還さなければいけないことを。僕らはきっと、借りたものを、お金という道具に変えまくって、そのお金を増やすために恵みを還し忘れた。還さなければ、取り立てる。それはそうだ。せめてね。誠実なら対話もあったろう。奢らなければ、謝罪を受け入れたかも知れない。でもさ、2020は特別な歳で、(人間だけにとっては)判断が鈍っちゃったんだよね。

だからさ。地球のカウンターは逃れられない。全ては逆算しても意味がないという学びがあると思う。師匠「六個入リ(シックス・パック)」は言う。僕たちと、自然との間に入って会話を仲介する人間が必要だと。

地球を代表する少年よ。時が来た。

僕は下上ル(シモ・ノボル)
明日の物語を描く、時の語り部だ。








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