もじゃもじゃ追いパーマの話

元々超ストレートな髪をほそーいロットでクルクル巻きにしたのが約3ヶ月前のこと。昔からもじゃもじゃのヘアスタイルに憧れていたけど、多分それは「ないものねだり」だったんだろうと思う。でなんか急に思い出して、もう、そうすることにした。してみると最初はやっぱり色々イジられもして、でもそんなにネガティブな感じでもなくて、それを真に受けて、またさらにもじゃもじゃを続けることにした。

前回もじゃもじゃにするのにかかった時間が4時間半。今回が初めての「追いパーマ」だけど、時間は前回より短くなると踏んだ。3ヶ月分伸びてきたストレート部分を巻くってことだし、かかっても4時間、もしかしたらもう少し時間短縮されるんじゃないかと軽く考えていた。日曜日の14時半に予約したので、19時くらいには完了していつも通りの日曜日の夜を過ごして月曜日を迎える…はずだった。

作業が始まると、美容師・今坂さんは髪の束を少しだけ手に取り、クルクルクルクルとロットに巻く。また少しだけ髪の束を手に取り、クルクルクルクルと巻く。作業は繰り返し行われるけど、全然進捗しているように感じない。聞けば前回より細いロットを仕入れたと言う。より細かく、もじゃもじゃボリュームは増えるが、比例して作業ボリュームも増えている。私はただただ、鏡ごしに今坂さんの作業を見てたけど、その内いつの間にか寝てしまった。

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どれくらい…1時間ほど寝ていたかのだろうか。目を覚まして鏡をみると、まだ半分にも到達していない。そうか、もう今日はそういうことか、4時間なんて全然無理なのかもしれない。じゃあ5時間…いやさすがにそんなにはかからんだろうな。いや場合によっては…

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巻き終わったのは、19時半くらいだったろうか。そこですでに5時間が経過している。ここからパーマ液をつけて寝かしたりして…そっか…もじゃもじゃにするのって大変なんだな…今坂さんにすごく申し訳ない気持ちが拭えない。長時間、ずっとロット巻きすることになって。

結果、およそ6時間を超えて今回の行程はすべて完了した。今坂さんには、大きな感謝。だがしかしだ。次回、どうやって予約しようか。今回はたまたま私にも時間があったし、何より6時間の間にたまたま他のお客さんも入ってないかったからよかったけど、次回からはあらかじめ6時間準備しておかないといけない。「そこまでしてやることか？」というご意見があるのはわかっているし、自分でも少しそう思う。でも「そこまでしてもやりたいこと」なんだよなー今は。今坂さんにも負担かけるけど、まだ当分は付き合ってもらいたい。気に入ってるんだよなー、この髪型。