現状維持は狙ってできない。自分と環境との距離を測り続ける。
現状維持は衰退の道という言葉をよく耳にします。
まあ同じことをやっている 結果的に滅んでいくというやつです。
私はこの言葉が好きで、そうならないように日々変化し続けなければならないなという風に思っているのですが、その問題の根幹として、現状維持というのは、狙ってできるものではないと思っています。
そもそも現状維持をするということは「自分と環境の距離が一定である」という前提のもとに成り立っていて、それはすなわち 環境の変化にきちんと対応してるということで、そうなれば自然と結果ついてくるのではないかなという風に思います。
もちろんそうなると「現状」という言葉の定義をどこに置くかということによるのですが、 最終的には 自分が考えているような「環境」と 実際の「環境」とのギャップがどれぐらいあるかということが全てを決めるような気がしています。
どんなに変化したと言ったとしても その行動が キャップを広げてしまったらそれは結局時代に取り残されていくことになります。
「変化が大事」なのはもっともですが、もっと大事なのはその変化が、環境との距離を縮めているか、最低でも離されていないか、ということ。
変化した、ということで満足することなく、しっかりとその部分にも目を向けていかなくてはならないなあと思います。