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ふりかえりカンファレンス~平鍋さんのキーノートのパワーワード
2021年4月10日、2月についに念願の書籍出版をしたふりかえりの黄色い人vivaさんによる「ふりかえりカンファレンス」がオンラインで開催されました。
アジャイルのなかでも、見過ごされがちである「ふりかえり」・・・でもとても大事な「ふりかえり」・・・そんな「ふりかえり」にフォーカスした前人未到で空前絶後のイベント「ふりかえりカンファレンス」
午前中しか参加できませんでしたが、午前中だけでも参加費におつりがくるほどの知見と勇気をいただき大変ありがとうございました。
・・・で、この中途半端な状態で何を書こうか・・・イベントレポートは書けないし・・・とか迷いましたが。最もちゃんと聞けた平鍋さんのキーノート「アジャイルの終わりとふりかえりの始まり」から、印象に残ったスライドについて思い起こしてふりかえろうと思います。個人的に思った事なのでそれが正しいかどうかはまったくわかりませんが・・・何も書かずにはいられないので書きます。
方法論の終焉
方法論の終焉。
— らん😹🙀😾 (@run51502) April 10, 2021
方法論よりも、実践。
方法論よりも、文脈。
ふむ。#ふりかえりカンファレンス
ふりかえりは方法論ではなく、フレームワーク
最初のパワーワードは「方法論の終焉」・・・記憶が定かではないのですが昨年どこかでやったイベントで「アジャイルの標準化」に関する否定的なコメントを思い出した。ついついアジャイルやスクラムを方法論・・・標準化できるもの・・・と思って、しまうのだが、スクラムガイドはたったの十数ページ、先日公開された内閣府の「アジャイル開発実践ガイドブック」ですら30ページちょっと。ビジネス要件とか、期待される事とか、チームの実力とか特性とか・・・そういうのに合わせて自分たちのベストを繰り返しチャレンジしながら、自分達で考えて、試して・・・大事なのはやった内容より、なぜそう考えて実行したか・・・
アジャイルという言葉を使わずに・・・
アジャイルという言葉を使わずに表現したかった時代があった
— こばせ🥴 (@kobase555) April 10, 2021
#ふりかえりカンファレンス
プロジェクトファシリテーション
これは体験あります。アジャイルという言葉が出たとたん、反感と誤解しか生まなかった時代は長かったので、あまり使いたくなかった時はありました・・・正直、いまでも使わないほうがいいかなと思っています。一時期はプロダクトバックログと、ふりかえりを定期的に確認するだけっていうのもやっていました。プラスおやつ神社・・・・受難の時代でもありましたね・・・・今もそうだったりしますが・・・
みんなでツーアウト満塁を認識する
ついついプロジェクトの管理者だけ、またはプロジェクトメンバーで認識していればいいという発想がでるけど、周囲の人たちも含めた共通認識って大事ですよね。どこかの話でカンバンに「飛び込み作業」の欄をつくったら、周囲の人たちが気を遣うようになって無慈悲な飛び込み作業が少なくなったという話がありました。見たくなくても見えるようにするというのは大事な事ですよね。
チーム内だってついつい自分のタスクだけを見てしまう事がありますが、仕事の結果ってチーム全体のもの。チームの状態、チームメンバーの状態を認識しているというだけで、ほんのちょっと道路の反対側も掃除したくなりますね。
集計する作業は無駄ではない
デイリースクラムの中で、昨日までに結果を集計してバーンダウンチャートを手書きで線を引く・・・一見無駄に思えるけど、その時間というのが大事・・・という話ですね。みんなの前で集計されて結果を知る時間を共有することで「他人事」ではなく「自分事」として認識する。なんかすごくわかる気がします。スポーツの試合結果を見るのとスタジアムで時間を共有するのと、結果は同じかもしれないけど気持ちはずいぶん違いますね。
問題対私たち
(スクラムなどの)活動をうまくデザインする原則は?
— なべさん@家電好きスクラムマスター (@watanabeisan) April 10, 2021
・見える化
・リズム
・名前付け
・問題 対 私たち
・カイゼン#ふりかえりカンファレンス
活動のデザインで「問題 対 私たち」というのは、アジャイルでなくともいろんなところで聞きますね。物理的な場所であるならば向かい合う机ではなくホワイトボードに対峙する。非難しあうのではなく「共通の敵」に向かい合う。それを自然に導く・・・・実際にやるのは難しいですけど意識したいです。
自分たちの力でやり遂げた
これ、最初に出た「方法論」の話と繋がっている気がします。自分達で考えて自分達で行動して、自分達でたどり着いた・・・からこそ学んで成長するんですよね。よく「痛い目に合わないと結局わからない」というのとおなじで誰かに教えてもらったとかマニュアル通りにやったとかでは心の底から身につくことはないですよね。本当にピンチの時、そして羽ばたくときに必要なのはこの「自分達でやり遂げた感」ですよね。そんな組織にしたいです。
無理に頑張らない
確かに頑張るときってのは必要だと思いますが、それをずっとやり続けるのは厳しいし、そのとおりになる事のほうが少ない。その昔、どっかのお坊さんの話で「縁故」っていう話を聞きました。「故」は「故に」・・・そうあるべき、そうならないといけない事。「縁」は目の前の事実。現実、そして文字通り「縁」。縁がない事にこだわり続けたところで、空回りするだけ、目の前の現実にどう向かい合うのか・・・・みたいなのがありました。なんか最近はやりのアドラー心理学みたいですね。・・・でもそう思います。
最後は「見返り美人」
昔の切手コレクターならみんな知っている絵ですね
なんかまとまりのない話でしたが、「ふりかえりカンファレンス」素晴らしかったです。
ふりかえりカンファレンスのイベントは続々続いていますのでみなさんもどうぞ
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