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【動画レポ】日常の”あるある”からロボットをつくる九州のMaker 河島晋さんインタビュー

今日はたまたま見つけたconnpassにあったイベントの紹介です。おそらくyoutube公開するためのインタビューっぽいので中身はあまり書きませんが、むちゃくちゃ面白かったので紹介したいと思います。いろいろおもしろいものを作っている河島さんという方のインタビューです。

動画はこちらです


河島 晋(かわしま すすむ)さんプロフィール(connpassから)

1991年、福岡県北九州市生まれ。北九州高専在学中、ロボット製作に熱中し高専ロボコン全国大会に出場。九州工業大学大学院を卒業後、電子工作キットの開発、ロボット競技会の運営、イベントの制作、電子工作系Webメディアのライティングなどを手掛けてきた。2022年1月からデジタルものづくりコミュニティ『薬院Make部』を主催し、福岡県福岡市内でものづくり活動にも取り組んでいる。ロボット競技会・作品コンテスト・展示会に多数参加。代表作は『論文まもるくん』『アトゴフンダケ』など。


まずは作った作品の紹介です


全自動論文保存機「論文まもるくん」

大切な作成中の論文やプログラムを確実に保存してくれるという画期的な装置です。しかもそれをハードウェアで解決するという独創性、笑うしか無いです。でもちゃんとキーを叩いているかどうかセンサーで感知し、余計なときには作動しないというそうです。
なんでもプログラム作成中にパソコンがフリーズし、せっかく作ったソースを失ってしまったことがきっかけで作ったそうです。


それをタカハ機工さんが主催するソレノイドを使用するコンテスト「ソレコン」の第二回(2015年開催)に出したそうです。
このあいだのIoTLTで新井孔明さんが紹介していたコンテストです。

結果はなんと「ソレコン大賞」!賞金10万円とソレノイドギフト券5万円分(笑)をもらったそうです。審査委員長の明和電機(オタマトーンのとこです)それ以上にこのソレコンと受賞が話題になり様々なメディアで紹介されたそうです。

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第二回ソレコンの授賞式の様子はこちらです


全自動二度寝支援装置 アトゴフンダケ

もう一つの作品は「アトゴフンダケ」・・・・こちらは目覚まし時計がなった時にもうちょっと寝ていたいと目覚まし時計のアラームスイッチを消す動作を自動的にやってくれる装置です。目覚まし時計がスヌーズ機能付きであればエンドレスに活躍します。ちゃんと音を検知して動作します。名前のとおりきのこのデザインがかわいいです。

しかも、しっかりとあの寝起きの寝ぼけた状態で目覚まし時計のスイッチを慌てて左右に連打してしまう、あの動作もしっかりと再現しています。コレも笑うしか無いです。

こちらは「いいね!賞」を獲得したそうです。こちらはソレノイドギフト券2万円分をもらったそうです。

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ちなみにソレノイドってこんな部品です。電流が流れると上の部分が伸びで押し出します。数千円くらいの部品ですね。

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作品を作る


動画はそのあと、こういった作品を作る理由とか気がついたことが紹介されます。たしかにこれは「メディアアート」的なものと理解できますね。考えてみたら明和電機のオタマトーンも同じようなコンセプトですね。

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そこからは、こういった作品を意図して作るときのプロセスの紹介です。これは最初の「論文まもるくん」の次を目指した「アトゴフンダケ」の経験からのお話でした。

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アイデア出しをやって、ラフスケッチを書き、そして制作・・・といった流れのお話でした。なんか自分でも作れるような気がしてきます、

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『薬院Make部』

河島さんが主催しているものづくりのコミュニティ「薬院Make部」です。「薬院」は福岡市中央区の地名です。おとなになっても出来る部活をやろうと工作用の道具が揃ったスペースを作ったそうです。Campfire上にコミュニティを作るところが電気系のものづくりコミュニティらしいですね。

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感想

作品の動画は何回見ても楽しいです。ぜひ見てください。プロレス(観戦)好きと同じ意味でIoT好きでIoTLTを毎回見ているワタクシにはとてつもなく好物です。IoTLTの総統閣下tやRPACommunityのあの発明家も連想させられます。さらに、ちょうどこの前に「ソレコン」の話は聞いたので、さらに興味深く見れました。
そして「薬院Make部」みたいなものづくりの場所が出来てきていることや、ツクレルさんみたいなそれを支援する活動があるのも嬉しいですね。
思いがけずでしたがとても楽しかったです。

あとタカハ機工さん素敵です

ソレコン第9回の締切は2月10日です!!




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