【動画をレポ】Tabforce#5(Salesforce×Tableau コミュニティ)
2021年4月14日に行われたSalesforce×Tableau コミュニティ「Tabforce#5」。当日は残念ながら参加できなかったのですが動画が公開されましたのでレポートしていたいと思います。
詳細な内容とか雰囲気は動画に任せる閉じて、このレポートでは2つのセミナーのざっくりした内容をまとめることにします。
動画が公開されていますので読んでみて「おっ」ッと思ったら見てください。チャンネル登録もよろしく
イベントの説明
Salesforce初心者がTableauを1から学ぶ: 中村優さん、藤井 美里さん、アディルハノワ・ヌルダナさん
前半のセミナーはPHONE APPLIさんの萩明倫館アプリ開発センターの新人を中心とした3人(中村さん、藤井さん、ヌルダナさん)がTableauにチャレンジした軌跡の紹介です。
PHONE APPLIさんでは社内で「THANKS」と{VISION}
というふたつのサービスを使っています。このアプリの利用状況などの可視化に取り組んだのが今回の話です。SalesforceのダッシュボードよりもTableauのほうが表現力が高いことがTableauを使用した理由とのことです。
4つの勉強法
・参考書
ショッピングサイトで見つけた「Tableauによる最強・最速のデータ可視化テクニック 」
・勉強会
先輩が毎週勉強会を開催してくれて、実際の操作を見ながら勉強した
・公式のサイト
わからない事があったときに知りたいことを検索
・公式の動画
操作のわかりにくいもの、難しいもの
最初に動画を見るとバージョンが違ったりして混乱します。
実際にやってみると操作がわかりやすく、困ったときには「表示形式」にたよって進めました。
苦労した事
・応用グラフの作成
レーダーチャートなどひとつひとつの差表を求めて表示させる
・リレーション、その他結合
Salesforceのデータを使用したリレーションは特に難しい
工夫したところ
・情報共有の資料作成
Quipなどを使用して情報共有をした。
わかりにくかったところ、解説が必要なところを資料化
・実際のデモ
リレーションやユニオンの解説など、作成した資料とデータを参考
作成したグラフの紹介
レーダーチャート
散布図
積み上げ棒グラフ
作成した資料
初心者ユーザーの手引になるかもしれないTableau挑戦記:長谷川博貴さん
後半は株式会社ベーシックでプロダクトを開発するためや事業戦略の管理・分析をTableauを活用して進めている長谷川さんの事例紹介です。
長谷川さんはTabreau導入時には苦労してちょっと苦手と思ったらしいでで。でも今は必要不可欠なツールになっています。
Tableau導入前の話から、導入時、そしてどうなったかの紹介でした。
Tableau導入以前
Tableau利用前はDomoを利用していました。ぞれ以前はデータ活用があまりない状態からDomoを導入しましたが、最初は頑張りましたが使われなくなりました・・・(Domoが悪いわけでなくツール導入あるあるです)
Domo活用の模索
でもDomoを触ってみるととても便利なので、いろんなデータの可視化を進めて「見る人は見る」ところまできました・・・がDomoの更新時期が来ました。Domoha非常に高価なので費用対効果が問題となり見直すことになってBIツールの検討をしました。
BI選定期間
BI選定のトーナメント表を作ったりしましたがTableauが安い、一番使われている、可視化も凄そう・・・ということで選定
Tableau導入初期
まずはDomoで使っていたグラフを移行するところからはじめましたが、難しくて進まず・・・・DomoはEWHやETLをカバーしたオールインワンツールだったので、シートづくりも直感的にできた。高い理由がわかった。
Tableauは可視化の幅が大きい反面習得コストが高く、ツールも分散していいて初期ユーザーには厳しい ~ マエスさんに助けてもらいTableau勉強会を開いてもらう。習得するにはスペシャリストに教えてもらうのが一番
データ戦略変革期
Tableauというより、その先の組織のデータドリブン化が大切。
Tableauが活用できるようになりそこから全事業のKGI、KPIの可視化に取り組む。しかし見るけれども、原因やアクションに届かない。
KGI、KPI可視化をいったん停めてデータ戦略全体の見直し・スケジューリング
目指したい状態、課題、うち手を整理を時間をかけて検討
検討の結果として、全部行うのには時間がかかるのでまずはスモールスタート。やりやすいところから深耕してゆく。具体的には対象とした事業の担当マネージャと週2回ミーティングして、ハンズオンで提案していった。
元々使っていたレポートは結果だけを追うだけで、しかも結果を見るのも複雑でたいへんなためアクションにつながらない。
Tableauは活用やアクションにつながる形になりました。例としては有料化したユーザの数を分解して、無料ユーザから有料化をするチャンスポイントやボトルネックを見てアクションにつながるようになったそうです。(何か月もかかったそうです)
その他データプロジェクトで大切なこと
今後の課題と計画
<Tabforce>
Tableau×Salesforceのコミュニティ
・Salesforce×Tableau人口を増やすことを目的としています!
こんな方、ぜひご参加ください
・Salesforceは知っているけれども、Tableauは良くわからない。
・Tableauは知っているけれども、Salesforceは良くわからない。
・SalesforceもTableauも知っているけれども、連携メリットはよくわからない。