たのしいmicro:bitコンテスト2023授賞式を見てきました #MFTokyo2023
今日は2023年10月14日(土)〜15(日)の2日間に東京ビックサイトにて開催された「Maker Faire 2023 Tokyo」内でで行われたイベントからレポートします。
「Maker Faire 2023 Tokyo」に行けたのは2日め15日だったので、入って最初に始まったイベント「たのしいmicro:bit 2023」受賞作品発表を見てみました。
たのしいmicro:bitコンテストとは?
「たのしいmicro:bitコンテスト」は教育向けマイコンボードである「micro:bit」を使ったマイコン工作コンテストです。日本正規代理店のスイッチエデュケーションさんと技術書籍のオライリー・ジャパンさんが主催をし、2017年から開催されています。
ルールは単純でmicro:bitを使うこととMaker Faire Tokyo の出展ガイドライン・・・・要は公共のアレに反していなければOKということで、さまざまなタイプの作品が出品されています。いちおうKids&Family部門と一般部門があるようですがグランプリは部門関係なく選ばれるようになっています。
コンテスト決勝自体は10月9日(月・祝)に行われているのですが、今回その決勝で勝ち残った6作品からグランプリが選ばれます。
結果発表会はじまる
場所は東京ビックサイト西の4会のフロアにある「Maker Faire Tokyo」 の会場の端にあるイベントコーナーで行われます。すぐ横にはタミヤさんやスイッチ・サイエンスさんなどのスポンサーブースがあり、とても賑わった環境の中でのイベントです。
15分前くらいから審査員の方々が着席し、最初は空きが目立っていた周囲の座席も埋まってきました。最前列には今回の受賞者のみなさんも揃ってきました。
いよいよ時間になり開催です。最初はこの「たのしいmicro:bitコンテスト」に付いての紹介や審査員の紹介が行われました。今回は99作品が出品され、その中から厳選された6作品が紹介されました。
受賞6作品の紹介
「月齢ドーナツ」作者:otamaさん
月齢というのは月の満ち欠けのことです。その月齢に合わせてドーナツにシュガーをかけられるように作られたたのしい仕組みです。
「大切なふるさとの四季」作者:hodahodakaさん
日本の四季を描いたLEDで光る美しい電子ランタンをです。結構綺麗にできています。
「マグネットカード決済式ガチャガチャマシン」作者:空walkerさん
みんな大好きガチャガチャをダンボールで制作し、コインのかわりに電磁カード式にしたという力作
「micro:bitなロボット掃除機」作者:HAL機さん
センサーを使ってたくみに障害物に対処するロボット掃除機。掃除機の部分も自作ですがしっかりとゴミを吸っっています。
「ILIR」作者:KPさん
高校生3人組による作品、実際のオールや目が光るかっぱを使ったリアル&コンピューターのゲーム。
「無性に演奏がしてみたくなった夜に」作者:まもるさん
なんと思い立って3じかんくらいで作ったというmicro:bitを使った演奏システム。ドラムがなかなか素敵です
グランプリ発表
各作品が紹介されたあとは受賞の発表です。特別賞3作品、優秀賞2作品、グランプリの順で発表されます。
順に発表され、作品を作った人たちが壇上に上がり賞品の授与と受賞コメントを繰り返していきます。Kidsでは受賞した嬉しさより、グランプリを逃した悔しさのコメントも有りました。
みごとグランプリを受賞したのは「月齢ドーナツ」です。
まずこれを作ってみようというクリエィティブさ、3つも作品を出品しているクリエィティブさは素晴らしかったです。意味があるかというと返答に困るものをちゃんと作り上げるのはロマンとしか言いようがありません。
最後は各審査員のコメントなどがあり授賞式は終わりました。
受賞作品はMaker Faire Tokyoのキッズ&エデュケーションゾーンで展示もあったのでしっかり見てきました。会場に行くと受賞者の皆さんにスィッチ・エデュケーションさんからさらなる賞品が配られてました。