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コミュニティーリーダーズサミットin高知2020戻りガツオ編 最ではなく拙速レポート

コミュニティリーダーズサミットin高知

今日はコミュニティーリーダーズサミットin高知2020戻りガツオ編がオフラインとオンラインで開催されました。このコミュニティーリーダーズサミットin高知は2018年から高知市で行われている。その名の通りコミュニティで中心的役割の人たちが集って志や課題を共有して、お互いを刺激し、外の物差しを知り、そこから新しい活動に繋いでいこうという、まさにサミットという名にふさわしいイベントです。

コミュニティというのは志ある人たちの間の緩やかなつながり・・・つまり上下関係とか指示命令とか権威とかそんなつながりではなく・・・志とか興味により繋がっていることで成り立っていくものですが、歴史上こういった動きが初めてムーブメントになり実際に歴史を動かしていったのが明治維新だと思います。その明治維新でコミュニティを築き上げた人物である坂本龍馬の生まれ故郷でこのコミュニティリーダーズサミットが開催されるようになったというのはとても意味があることに思えます。

ただカツオが食べたいだけかもしれませんが

前日までの盛り上がり

このイベントは以前から知っていたのですが、自分はコミュニティのリーダーでもないし、家族を説き伏せて一人高知に向かうのも難しいので「うらやましいなー」といった感じで、いろいろな人から入ってくる情報を眺めていた。今年に入りコロナ禍の影響で初ガツオ編はオンライン開催となり、そして今回の戻りガツオ編はオンラインオフラインの併用という事になったようです。早速オンライン枠に申し込み参加する事になったのだけど、やっぱりこのイベントって前日までのたくさんの人たちが高知に行く様子がSNSで流れてくるのがとても楽しいのです。今回もバイクで向かった小島さん一行、そして前日神戸入りして前夜祭を行った北海道・関西連合軍(笑)今回も楽しそうな様子ありがとうございました。普通のイベントよりもやっぱり盛り上がります。

セッション

今回はワーケーションがテーマのパネルディスカッション、そして変態・・・いや突き抜けた嗜好でコミュニティを形成しちゃった人達のパネルディスカッション。そして土佐のお酒を中心にした文化についてのセッション、この3つが行われました。

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まず小島さん、パルコの林さん、そして今日の主役ともいえる土佐山アカデミーの吉富さん。吉富さんって高専出身なんですね。竜馬が好きすぎて高知に来ちゃうところがそれっぽい。本題はワーケーション。北海道鶴居村でのワーケーション、土佐山アカデミーの話を交えて楽しい感じのスタートです。林さんが高知に来る途中のバイク旅の途中のミーティング用にライダースーツの下にスーツ着ていたのはちょっとびっくり。漫画みたいです。コロナ禍でテレワークとともにワーケーションが注目されているけど、本質的な事は場所の問題ではないという話かなと思いました。まずか仕事とプライベートの間の話です。日本の仕事観って時間拘束が仕事という概念が強いけど仕事とプライベートの間にはグレーな部分があって、楽しんで働くとか学ぶという部分が創造性につながるという事や、遠くに行って、その場所で誰と居るのか、会うのか。遠くに行って誰とも会わずにカンヅメになるよりも、そこで誰と会うかによってまた新しいコラボレーションが生まれるとか。実際にイノベーティブな仕事を楽しそうにやっている人って、仕事とプライベートの境目ってわからない人が多いですね。というか逆の人見たことない。

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そして次は土佐山アカデミーの吉富さんのお友達、ミルク好き過ぎて「ミ道」を創設しちゃった高砂さん、自分の名前にちなんで始めた千日連続で餃子を食べることを目指し、いまや通り越して1400日目の池山さん、そしてマフラーからふわっとこぼれる女子の髪の毛が好きすぎて「マフラーしまい髪研究所」を創設しちゃった長野さん。吉富さんの竜馬好きがかすんでしまうほど皆さん突き抜けていらっしゃる。でも継続していく事で、それが人の輪を生んでいろいろなつながり展開を生んでいく事がとてもリアルに腹落ちしました。そしてはっとしたのは餃子の池山さんの話「意外とみんな見てくれている」・・・たとえ「いいね」をしていなくてもみんな見てくれていること。確かに続けていくといろんな不安に襲われますが、好きな事だったら続けて行ったほうがいいですね。あとコミュニティ立ち上げの三要素「好き」「わかる」「やってよ」ですね。あと「へんな欲」みたいなのはなくてもいい。毎日投稿は実は自分もやっていたのでわかる。

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3つ目は高知県酒造組合の竹村さんと「土佐しらす食堂二万匹」の岩本さんの話、日本って同一の文化なんて言われ永るけど、その地方によっていろいろな文化がありますよね。土佐には「なかまにする」という言葉がある言葉があって、その意味は「仲間になる」ではなく「シェアする」という意味とのことでした。土佐では皿鉢もべく杯もそうですがいろいろな事をシェアする。なんと結婚式の席までもシェアしてしまう文化が根付いている。これっていろいろなコラボレーションを生む土壌なんだなーなんて思って聞いていました。なんかこのあたりから開場のほうではお酒が進んでいる様子。今までは懇親会までは飲まなかったそうでしたが、今回はなし崩し的に(笑)お酒を飲み始めちゃっています。土佐酒ブランドコンセプト「TOSA NAKAMA SAKE」4つのなかま①杯をなかま②食となかま③技をなかま④人となかま もいいですねー。田舎ずしも食べてみたい。高知に行きたくなった、そういやずいぶん行ってない。結婚する直前に友達と土佐大正で泊って以来かな。

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岩本さんのお店の魅力で人と人をつないでゆくネットワークづくりの話もTwitterが盛り上がっていましたね。やっぱりファンが多い。飲食店ってただ食品を提供しているわけではないんですよね。いいお店は・・・ですが

ライトニングトーク

ライトニングトークは5名、一番手は高知出身の和田さん。高知にワクワクする仕事がないと若者が高知を離れていく・・・それならば高知にワクワクする場を作ろうと局アナからコワーキングスペースのコミュニティマネージャーになった話です。次は高知大学の立野さん。なんと北海道の人!今回の高知は道民率高いぞ!話はコロナでバイトがなくなった学生を農家のアルバイトに繋ぐ話。今までつながっていない者同士を繫ぐ、それにLINEを使う。そしてそれが地元の活性化とか交流につながる・・・すばらしいです。三番手はイトーちゃん。今回はクラウドお遍路の宣伝登場もあったので二度目の登壇です。AWSなどのITのコミュニティの話、女子部を作った話、そして今後の展開。イトーさんでもまだコミュニティ歴は6年くらい。それでここまでやっているのは凄い。四番手はkintone Café 高知とCafé NOVAをやっている片岡さん。我が北海道もそうですが、地方にはまだまだコミュニティの輪がひろがっていませんよね。こういう人たちが今どんどんコミュニティを広げていってます。これからに期待ですよね。最後は藤田さん。昨年の戻りガツオに初参加した時にはコミュニティも初参加!最初がココというのは凄い。競技初体験がオリンピックのようなもの。そこからいまや運営をしているんだから、ものすごい成長!!長谷川さんを見返した!!

ラップアップ、そしてクロージング

最後は友岡さんと八子さんのラップアップからJK(ジャックナイフ)めいちゃんと長谷川さん。めいちゃんの話、最後の最後まできれっきれの話でした。初めて参加(?)でしたが楽しいというか為になる話でした。昨年くらいからコミュニティの運営にもかかわるようになってきたから、わかる話もだいぶんありました。めいちゃんの言う通り頭の固い人たちをここに連れてきたいですね。あと何気に次回はコーノ大臣を招へいらしいです。

皆さん懇親会に流れていきましたが、ここで娘の塾のお迎えタイム・・・

今回のオフライン、オンライン併用。新しい取り組みで運営の皆さんは大変だったと思います。特にメイン会場が酔っ払いであふれたようですし。でもこのスタイルはとってもいいと思います。もしコロナがこの世からすっきり消えてもオフライン、オンライン併用はあったほうがいいと感じました。やっぱり現地でカツオを食べたいですが、高知にコミュニティのリーダーが集まり、そして語り合い、遠い地、特に地方のローカルな活動をしているコミュニティリーダーにもリモートで話し合い、そしてオンラインで自分みたいなコミュニティーリーダー未満(目指していたり、支えたりする人)がその情報を共有され、その中から次の参加者が出てくる・・・・そんな感じに広がってくるとワクワクしますね。特にこのコロナの影響で地方のコミュニティはかえって活発になった感もあるし、なにより東京や大阪の人から見て「可視化」されましたよね。そんな地方のコミュニティももっともっとつながってくるとワクワクしますね。

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次回は2021年の5月22日(土)です。

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