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【動画レポ】WinActorライトニングトーク大会〜RPACommunity

今日は2023年1月23日に開催されたRPACommunityのイベント「WinActorライトニングトーク」の動画「【WinActor】シナリオ作りのコツやアウトプットの方法など、WinActor好きの集い」が公開されたのでレポートします。イベント当日も参加していたのですが、諸般の事情でレポートできていませんでしたが動画公開を受けてまとめてみたいと思います。

<動画はこちら>

00:21 WinActor アウトプットのススメ:たまいさん

一番手は常連のたまいさんからWinAcrorを学ぶためのポイントに付いてのお話でした。

学習のコツ

やはり、効果的なのは実際にシナリオを作ることで、目指すのは実施の問題を解決できるようになることということでした。

アウトプットの現状

でもなかなか出来ないですね。なんとか背中を押してもらえる手段としてのアウトプットが大事というお話で、動画からの反復練習して、やった結果をOiitaやNoteなどのブログでアウトプットすることがおすすめされていました。
勉強は「継続できること」が大事ですね。

まとめ

<資料です>


07:46 Excelの助けを借りて楽にシナリオを作ろう:新山さん

新山さんのLTは前回のUiPathになくてWinActorにあるものを考えてUiPathの開発を楽にしようというものを逆にしてUiPathにあってWinActerにない機能を導入みようというものです。なにげにすごい考えですね。

WinActorのロボット作成をもっと楽にしよう


そこでUiPathのStudioXのページに有る「EXCELの知識を自動化に適用できるプロジェクトノートブック」を参考にしてEXCELのVBAやマクロを自動化に適用してRPAは制御に集中させるという「WinActorお助けノート」を紹介されていました。

確かに日付の加工もEXCELなら簡単で確実です。

お助けシートの「日付」タブ

たしかにRPAで自動化と言うと何から何までRPAでやってしまおうと思いがちですが、EXCELが得意なデータ操作はEXCEL側でやっれしまったほうが断然良さそうですね。

目から鱗です

<資料です>


13:09 RPAでリアルタイム処理:かーでぃさん

3番手はかーでぃさん。今ある仕事の省力化に注目しがちのRPAを「手間がかかるので諦めてた仕事」に適用しようと考える話でした。

作業日報をWinActorにやらせちゃおうよ!

取り上げたのは夜中にそれぞれシステムに記録した情報をまとめて作成している工場などの作業日報。本来業務日報の内容はリアルタイムに可視化するのが効果的なので、これをWinActorにやらせてリアルタイムに更新します。

まとめ

ついつい省力化に偏りがちなRPAの導入ですがこういったリアルタイム化でより大きな効果が得られますね。そういった低減でした。

<資料です>


17:25 ノベルティで語るWinActor:浅利さん

次は浅利さんのお楽しみLT。最近リアルなイベントや展示会が少なくなって手に入りにくく成っているWinActorのノベルティを紹介してゆきます。

2019年にもらったステッカー

ステッカーやクリアファイル、ボールペンなど浅利さんのコレクションが紹介されました。スマホリングやゴルフボール、名刺入れのような珍しいものもあるんですね。

WinActorロゴ入りゴルフボール

ゴルフってところがNTT(ATさんかデータさんか知らんけど)さんっぽいですね。

浅利さんはいまも新作を求めているそうです。

<資料>


19:52 RPAを知らない人でもRPAが使えるようにしていた話:Yuzunokiさん

次はYuzunokiさん。一般派遣事務からRPA推進へキャリアチェンジされた方だそうです。
LTの中では、大量の事務処理を行うため同じシナリオで複数ロボット(=使用者)を動かしてもらう必要があったYuzunokiさんの職場のWinActorのシナリオ開発で行った工夫を紹介されていました。

WinActorを複数動かす

VBSを使うことで、利用者のPC上の起動VBSを起動するだけで簡単にWinActorを利用できるようにし、さらに環境違いに対応するためにVBSのファイルからショートカットに変えてみたりしながら、作ったシナリオを使ってもらえるように改善していった道のりが紹介されました。

VBSで簡単に起動できるように

その工夫の結果、現在は50くらいのシナリオが多くの利用者によって実行されているそうです。
でも今後は利用だけでなくて、もう一歩踏み込んで自分のものにしてもらいたいという願いがあるそうです。

30:33 パワポプレゼンを自動化!しゃべって動くシナリオ作ってみた:辻さん

辻さんは以前のしごとで見つけた「テキスト読み上げ」や「PowerPoint中のテキストを取り出す」を使ってPowerPointの読み上げを自動化するシナリオを作ったお話でした。

PowerPointのライブラリを作った

PowerPointのライブラリはMicrosoftのVBAリファレンスをいろいろ勉強しながら調べたりして、作ったのですが、なかなか出番がない。そこでたまたまRPACommunityのスポンサー動画で苦労した動画作りを楽にできないかとPowerPointの音声合成を使った読み上げを思いついたそうです。

PowerPointの読み上げ

PowerPointのNoteのところに書かれたテキストを読み上げるようなライブラリを作成したそうです。デモでも見ましたが、けっこう完成度高くて驚きました。

デモの様子


41:37 UMSを生み出したグループに関わるお話:NTT-AT堀田さん

次の堀田さんのお話はWinActorの前身である「UMS」が生み出され成長していった頃の貴重なお話です。

WinActorの歴史

なんとUMSを生み出したチームはアップル創業者のあの人の前で設備管理システムのデモをしたことがあったそうです。感謝の手紙までもらったそうです。この頃から「データを探す本人が自分で構築するソフト」を作りたかったそうです。1995年ころにはWinActorにつながる思想があったようです。

あの人の前でデモをした

そういった時代からWinActorの思想は脈々と受け継がれてきているんですね。胸熱です。

46:50 WinActorから始めるいつのまにリスキリング:らむださん

最後のLTはやはりWinActorといえばらむださん。らむださん自身のリスキリングについてのお話です。「リスキリング」・・・今話題ですよね。

HTMLとCSSの勉強をする

何かをやろうとした時に、そこの技術だけでなく対象となるものの技術を理解する事が役に立っったそうです。

VBSの勉強をはじめる

軸になる技術(WinActor)の勉強をきっかけにして周囲の技術を学んでいくことで、いつのまにか自然に「リスキリング」していたそうです。

<資料>


<RPACommunity>

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keita
チップもらったらきっとMidjourneyに課金すると思います