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【動画でレポ】コミュニティリーダーズサミット高知 ライトニングトーク
2021年5月21日(土)に高知市で開催されたコミュニティリーダーが集結するイベント「コミュニティリーダーズサミット高知初鰹編」。
イベント全体では前日から翌日のイベントまで3日間、そして本編だけでも4時間にわたる開催でした。かつてはあこがれのイベントでしたが昨年からオンラインも併催されるようになり、参加できるようになりました。その日も家族が出かけて誰もいない自宅のリビングでぼ~~~~~~~~~~っと見ていましたが、それではもったいない内容なので気になったセッションからテキストで紹介したいと思います。
セッション1~3までレポートしたのですが、ここまで来たらライトニングトークまで行かなければ・・・と、よくわからない熱量が出てきたのでLTもレポートしてみます。
CLS高知の動画はYoutubeでアーカイブされていますので是非見てください。ライトニングトークは3時間42分あたりからの25分間です。
原 智彦さん(春日井製菓販売株式会社)「創業90年の菓子メーカーがスナックを開店したら起きたこと」
LT一番手は「つぶグミ」などのお菓子でおなじみの操業93年の老舗菓子メーカー春日井製菓の原さんです。
春日井製菓のzビジョンをこう再定義しました。
しかしながら春日井製菓に対する世の中の認知度は低いものだったので「食べる人」との直接の接点として「スナック かすがい」というコミュニティイベントを開始しました。ゲストを読んでオフラインでイベントを開始しました。いまはオンラインで開催しています。
これを始めるにあたっての原さんの「人が集まる場」の作り方は
なのに:意外性 ~ なぜ老舗菓子メーカーがこんなイベントを?
だから:納得感 ~ 「かすがい」でありたい
ありがとう:お得感 ~ 楽しいイベントの開催、楽しそうな場所
開催した結果として効果は・・・
・思い出を語る人が増えた
・人に薦めてもらえるようになった
・コラボの話がしやすくなった
・社員と仲良くなった
イベント開催に寄って参加者の春日井製菓への意識が変わったそうです
横田 佳歩さん(フリーランスデザイナー/ローカルアイス活動家)「好きなアイスをたのしんでいたら、人と人がつながった話」
高知県はものすごくアイスクリームのメーカーが多い地域(300種類くらいある?)です。横田さんはそんなローカルアイス(ご当地アイスとは呼ばない)が好きで、イベントやワークショップを開催したり、情報発信したり、アイスの新商品企画をしたりする活動をしています。
横田さんは県外に出てから高知のアイスのすばらしさに気が付き、戻ってきてからは高知の風土や豊富な食材に育まれたアイスを通して人と人がつながるイベント「アイスの文化祭」というイベントを開催しています。
活動を始めて、アイス屋さんだけでなく、農家の人道の駅で工芸をしている人や、場所を提供できる人など多彩な人が集まって盛り上がるようになりました。
しかしコロナ禍でイベントができなくなりました・・・・
今やっているのは「Zoomを使ってオンラインアイスを食べる会」です。毎月第2火曜日に開催していますが、とても面白くて新しい発想がどんどん生まれています。ぜひ参加してください。「ローカルアイス部」というコミュニティを立ち上げようと準備中です
武市 理佐さん(りぐらん土佐酒の会)「りぐらず楽しむ土佐酒の世界」
三番手の武智さんは日本酒愛のTシャツを作ってのLT登りぐらん土佐酒の会はセッション1で紹介された「まんまる高知」のプロジェクトのひとつです。武智さん自身は大学の事務職員の方です。」。大学は高知が嫌いで県外に出ましたが、やっぱり高知が好きだという再認識で4年前にUターンで戻ってきました。このあたりの事はまんまる高知のYoutubeチャンネルで紹介されています。
「りぐらん土佐酒の会」は高知の食や文化の魅力を土佐酒を通じて発信するコミュニティと定義しています。
日本酒というと「オジサンのコップ酒」や「献杯での一気飲み」という誤解が多いため「りぐらん(気楽に)」と日本酒を楽しめる場を作りたいと発足しました。参加のハードルを下げるためお酒だけでなく高知の何かを組み合わせるようにして誰でお楽しめる場所にしようと考えています。
コロナ禍の今は「りぐらん会online」というイベントをやっていて、300mlの小さなお酒を用意してもらって飲み比べるということをしています。第1回は司牡丹さんにセットを作っておらいました。
また「りぐらん実験酒場」という企画で日本酒を何かに組み合わせてみるという試みでローカルアイスとの組み合わせをやってみるよ言うのもやりました。第二回はお茶と日本酒を組み合わせてみました。
これからもイベントをやっていきますのでFacebookのページのフォローなどお願いします。
安岡 周総さん(日高村役場)「コミュニティってなんだっけ」
四番手は高知県の日高村の安岡さんです。
安岡さんは日高村役場で、地方創成やデジタル化、ふるさと納税、国際高校のスーパーバイザー、テントサウナ―・・・などなどいろいろやっている赤メガネの人です。
安岡さんのコミュニティの考え方です。過去は個人と個人の利害のつながりがコミュニティだと思っていましたが、あるきっかけで共通価値をベースにした楽しさの実現であると考えています。
このきっかけはテントサウナとの出会いです。
テントサウナが楽しいと発信していたら、人が集まりいろんな活動が生まれました。
いまはテントサウナ用のロウリュを農家の方などと一緒に作ったりしています。
なんかやりたいことある人は「#とまとと」まで
これからやりたいこと
スマートフォンを活用した村全体のコミュニティの再構築に取り組もうと考えています。利害関係やデジタルデバイドの問題があり非常に難しい取り組みです。
萩尾 仁さん(福岡市経済観光文化局創業・立地推進部新産業振興課/エンジニアカフェ)「エンジニアフレンドリーシティ福岡の取り組み」
ラストLTは福岡市の萩尾さんです。福岡市にあるエンジニアカフェからのオンライン登壇です。
福岡市ではこれからの社会変化、生産人口減少に対応するためテクノロジーを活用して課題を解決するため、その原動力となるエンジニアの方が福岡に集まって活躍できるよう「Enginner Friendly City Fukuoka」を2018年に宣言し、活動を行っています。
エンジニアカフェ
・集まれて交流できる場所を作る
・福岡をエンジニアの聖地にしようという想い
・福岡の重要文化財である赤レンガ文化館内にオープン
・エンジニアエコシステム
・スキルアップやイベント開催支援をサポート
・集中スペース、メーカーズスペース
・250回以上のイベント開催
・Discode上にオンラインエンジニアカフェ
アワード
・エンジニアコミュニティ文化に貢献したエンジニアコミュニティと企業を表彰
・コミュニティ部門には10万円の賞金
コロナが明けたら是非福岡に来てエンジニアカフェにお立ちより下さい。
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