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【参加レポート】アニメから得た学びを発表会#9 に参加してきました

昨日(2025年2月7日)はエンジニアニメさんの今年最初のイベント「アニメから得た学びを発表会」に参加してきました。ここのところよく参加していますが、今回も楽しい会だったのでちょっとレポートしてみたいと思います。

エンジニアニメって何?

まずは、この「アニメから得た学びを発表会」を開催しているコミュニティ「エンジニアニメ」についてチョット紹介してみます。
参加者募集をしているconnpassサイトを見るとコミュニティについては下記のとおりです。

エンジニアニメとは(Connpassより)

コミュニティの紹介の下に「本日のアニメ配信開始・放送情報」がスクロールしているところがさすがエンジニアですね。

まぁポイントは「IT業界」と「アニメ」です。
「IT業界」については、参加者の多くはIT業界のエンジニアの人が多いです。しかしITエンジニアと言ってもたくさんの種類の人たちがいます。懇親会のときに話を聞くと、フロントエンド、バックエンドのエンジニアからセキュリティ関係、そして情シスと様々なスキルや立場のエンジニアが集まっています。あとエンジニア以外の人・・・IT関係の営業とかマーケの人もいましたね。ちなみに「エンジニアテスト」みたいな入会儀式はないので、興味があればたとえ文系バリバリの仕事をしている人など誰でも参加できます。

そういった多様な人達が1つのキーワード「アニメ」でつながるというのがこの「エンジニアニメ」です。(主催者でもないので「だと思います」)
対象となるアニメのほうも様々で「賭博黙示録カイジ」や「機動戦士ガンダム」・・・はたまた「どらえもん」などの古めのものからから「アイドルマスター」や「ラブライブ」、さらにノイタミナで提供されるアニメのようなニッチな作品まで様々です。

そんな1つの「アニメ」というだけのキーワードだけで集まって、その情熱を語り合うのが「エンジニアニメ」です。

ちなみに参加している人は「はじめてコミュニティイベントに参加した」という人からJAWSやプログラミング系などの他のコミュニティの主催や運営に関わっている猛者たちまで揃っていますので、この「エンジニアニメ」からそういった技術系のコミュニティに参加するのもいいと思います。

知らない人だらけのイベントに参加するのは怖い(イメージです)

やっぱりconnpassやDoorkeeperの告知だけを頼りに参加するよりも、1人でも知っている人が参加しているイベントのほうが安心感もありますし、自分に合いそうかどうかもわかりますからね。

・・・・・って参加レポートのはずなのにコミュニティ紹介だけで1500文字以上書いてしまいました。

(ここからやっと)参加レポート

今回の会場は渋谷、宮益坂沿いのポータ渋谷ビルにあるレバレジーズさん。IT関係の仕事探しを支援する「レバテック」なんかを運営している会社さんです。

会場はビル1階の「レバレジーズ開発支店」さんのコラボレーションルームです。入口前にはかっこいいロゴなんかもあって気分も爆上がりです。(実はチョット遅刻しました。)
会場が1階の正面玄関の眼の前なので会場のビルで迷ったりもしないのでイベントには最高のロケーションですね。

レバレジーズ開発支店入口

会場に入るとちょうどスポンサーLTが始まるところでした。登壇していたのはレバレジーズのせおさん。過去に何回もこの「アニメから得た学びを発表会」で登壇されている方です。

このエンジニアニメは主催のうーたんさんさんがリードして開催していますが、毎回毎回違う会場でリアル開催できるのも、こういったコアなメンバーが会場を提供したり探したりと積極的にコミュニティを支えているのが素晴らしいです。正直なところ会場探しは大変ですし、ついつい貸してくれるところに甘えて同じ場所で開催してしまいがちですが、この「エンジニアニメ」は毎回場所を変えて開催しています。

また脱線してしまいましたが、そこからはそれぞれの登壇者によるライトニングトークです。

最初はRyusei Ohkura さんによるReゼロのお話です。

フカボリのフロー

Reゼロといえば「死に戻り」です。何回も死に戻って経験を積み上げて対応していくところからフローを使ってそれをフカボリして、結果自らも「死に戻リスト」を作成して活用している話です。意識的にリストを作ってみると同じ失敗を繰り返さないようになれるので効果的ですね。みなさんも作ってみましょう。 

次は遠藤ヒズミさんによる学園アイドルマスターの月村手毬さんの話

この月村さん暴言しか言わない、きついキャラなのですがストイックにレッスンなどに取り組むトップアイドルです。その彼女の名セリフ「過ぎたことはいいよ」からの学びです。過ぎた失敗を引っ張るより むしろ開き直ったほうが前向きという姿勢に学んだという話でした。

つぎはざっぴー河原さんによる最新作シークアクスではなくファーストガンダムの話

いまでは様々な続編、スピンアウト作品が生み出し続けられているいる伝説の人気アニメ初代「機動戦士ガンダム」ですが、実のところ関東で5%しか視聴率が取れず、途中で打ち切りの憂き目にあってしまった「不人気アニメ」でした。しかし今では人々の記憶は改ざんされてしまう・・・といった話から人の経歴や職歴も改変されてしまう強さについてのお話でした。

次はmit_ono さんによる「チ。」の話。ちなみに友達がこの作品(漫画)の編集者だそうです。

この作品は天動説が支配する時代に、地動説を証明しようとする人たちの話。この話から「誰かが動かないと変わらない」事を学んだそうです。実際の仕事のプロジェクトでも ちゃんと伝える力や証明するための技術力を発揮して改善しながら課題を解決していくのが大事と学んだそうです。

次は白”雪姫”さんによるラブライブ 『μ's』(ミューズ)の話

主人公たちが入学したらいきなり廃校が決まるという、まるで島本和彦の「逆境ナイン」のような絶望的なスタートから不屈の意志で国までも動かした(学校は実は国立)彼女たちの買いサインライブに纏わる話。強い意志や不屈の闘志が大事という話でした。

次は京アニの作品「聲の形」を72回見たというhato-code さんの話
自分も好きな山田尚子監督の作品で何回も見返しましたが「72回」はとてもインパクトがありますね。

ここから現実のビジネスの話と物語というもの思考プロセスの違いの話から始まりました。

ビジネスでの思考過程

そこから人との関わり合い、所属する組織とか出身学校というフィルターやカテゴリを通して見てしまい相手のことを見ていないという話になっていきます。この作品で「聲が聞こえなかった」のは聾唖者であるヒロインではなく、人をそういったフィルターを通してしか見られなかった主人公だったという深いお話になりました。

物語を見ているときの思考


今回も新しい気付きを得られる素晴らしい話ばかりでした。

充分すぎるほどの懇親会

そしてこの「アニメから得た学びを発表会」の魅力は、充分すぎるほど時間を取った懇親会です。懇親会はライトニングトークが3本終わったところの中間の休憩と、最後まで終わったあとの2回設定されていました。

今回は豪華にドリンクやカツサンド、ポテチなんかが振る舞われ、30人以上の参加者が飲み食いしながら交流をしていました。

カツサンド

中間の休憩という名の懇親会があることで登壇者に自分の感想も伝えられやすいですし、近くの人との話題も持っていきやすいです。

今回は10時近くまで盛り上がっていました。

充分な話ができるので、アニメの話だけではなくその人の仕事の話や興味があるIT技術の話などもできて、まさにアニメを通じたエンジニアの交流が展開されていました。

参加した感想

今回も楽しくてためになる話や色んな人との交流もできました。参加者も超若手からアラ還まで沢山の人達がいて、このコミュニティの奥深さを感じました。どんどん盛り上がってきている感じもするので、今後の展開も楽しそうです。

もしかしたら今後、一周回ってエンジニアニメのスピンアウトからの技術勉強会(例えばエンジニアニメAWS勉強会やエンジニアニメPython勉強会とか)まで開催されそう感じです。

次回は3月19日に四谷のBuySell Technologiesさんを会場に開催されます。
興味がある人は是非参加していただけると嬉しいです。


今回登壇した白"雪姫"さんのセキュリティのイベントも紹介します。前日ですがセキュリティに興味がある人は是非是非です。











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keita
チップもらったらきっとMidjourneyに課金すると思います