mondayさわってみた(2)もうちょっとさわってみる
今日は前回に引き続き、プロジェクト管理・チーム管理・タスク管理ソフトウェアである「monday.com」をやってみます。けっこう不思議な感じがするMonday.comですが、このへんが解き明かされればいいかなと思って確認していきます。
スプリント特化型タスク管理?
monday.comをチョット触ってみて思ったのは「週単位に管理するからmondayなのね、へー」みたいな感じだったのですが、よく見てきたらテンプレートとしてでてくるタスクのグループとかをひとつの「スプリント」と考えれば、なんかすっきりします。
スプリント:アジャイルの手法であるスクラムにおいてチームが働くタイムボックスの単位、通常は1週間〜2週間の周期で行われる。(チョット適当な説明でスミマセン)
タスクをそんな感じに組み直してみます。
今週のバックログ、来週(次のスプリント)のバックログがきれいに整理できます。
WBSがベースになっているプロジェクト管理ツールが多い中、そういう意味では貴重ですね。
次にスプリントが月〜金ではなく水〜火だったときにどうなるかやってみます。日付を変更してみます。
日付とグループは関係ないようで問題なく対応できました。
ついでに2周間スプリントにしてみましたがぜんぜん問題ありませんでした。
というわけで、monday.comはスプリントバックログを管理するのになかなか適してそうだということがわかりました。製品としてももうちょっとそのへん推してもいい感じがします。
ビューの種類はすごく豊富
あと、いろいろ触っている間に気がついたのですが、monday.comはビューはとても豊富です。ビューのタブの「+」で追加していきます。
まずは基本のビューを見てみます。
ガントチャート
まずは「ガントチャート」
基本「タイムライン」にデータがあるものが表示されるっぽいです。
ただ、ガントチャートをしっかり書こうと思う人達はmonday.comに合うかどうかは謎なので、深掘りせずにスルーします。
チャート
次に「チャート」
単純に棒グラフですね。スプリント毎に出せますが、メインの表の下にあるグラフでも充分ですね。
「メインの表」はなにげに充実した完成度の高いものになっていますね。
カレンダー
次は「カレンダー」です。
そもそも日付を入力するのか・・・というのはありますが普通に表示されます。そしてカレンダーからドラッグアンドドロップで移動させることも出来ます。
かんばん
そして「かんばん」です。
普通にかんばんです。そして当然ドラッグアンドドロップで簡単に移動できます。monday.comは日付にあまりこだわりがないので、完了に移動しても完了日を入力しろとか言ってきません。この辺はスムーズに使えます。
そしてなにげに右側にチャートが表示されています。
そのほかのビュー
monday.comにはその他にも様々な可視化ツールが用意されています。
地図とかどうやって使うのだろうか考えてしまいます。(営業の人?工事とか???)
Googleカレンダーなんかとも連携するみたいです。
自動化センターでタスクのアクションを自動化
さらにmonday.comには「自動化」という機能があります。
この機能はタスクなどに何らかのアクションや変化が合った場合に自動的に他のアクションを行うというものです。
最近外部との連携と統合されたっぽいです。
自動化やってみる
「新しい自動化を追加する」をクリックして簡単なものを作ってみようと思います。
自動化の画面はかなり個性的です。(ちょっとびっくりしました)
ステータスが変わったときに特定の日付を更新する・・・くらいのことは簡単にできます。
でもガイダンスに従っていけばなんとなく作れます。ところどころまだ英語表示なのは気になりますが、ちゃんとノーコードで自動化が出来ます。
そこまで複雑なものは組めなさそうですが、OutlookやSlackにも連携できるようです。
まとめ
今回はここまでにしておきます。
monday.comは最近のツールらしく、以下のような特徴があると感じました。
・スクラムのスプリントの管理に適合しやすそう
・ビューが豊富で様々な見える化が実現できそう
・自動化をうまくつかえばチームのわずらわしい管理業務は減らせそう
というわけで今回は話題のプロジェクト管理ツールmonday.comを触ってみた話の第二弾でした!