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【イベントレポ】JAWS-UG千葉支部オンライン#14 新年LTスペシャル (初心者支部コラボ)

本日、2022年1月14日(金)年末の初心者支部LT大会に続き、今月もJAWS-UGのオンラインイベントに参加しました。今回参加するのは千葉支部です。テーマは初心者支部とのコラボによる新年LTスペシャル。どんな内容か楽しみです。

・・・・・「どんな話があった?」レベルですがレポートしてみたいと思います。


オープニング JAWS-UG 初心者支部&千葉支部


今日は初心者支部の42回めと千葉支部の14回めの合同勉強会です。まずはJAWS-UGの説明と初心者支部、千葉支部の紹介です。千葉在住、千葉にゆかりがある方、千葉が好きだという方のためのユーザーグループだそうです。そこからの行動規範、昨年11月DevRelで渥美さんの話を聞いたのでしっかり聞きました。・・・・各支部もちゃんとやっていて素晴らしいです。

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今日は10分LTが7本という豪華なイベントです。

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LT1
M1 Macが来たことだし、Gravtion2のLambdaをためしてみた 和田 健一郎さん

アイレットの和田さんのLTはGravtion2の性能を評価するため、IntelMac(x86_64)とM1 Mac(arm64)を比較評価した話でした。

検証内容はオープンデータを元にしたサンプルファイルをS3にご存し、それをトリガーにデータをLambda内でParquetに変換する・・・と言う内容でした。

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評価結果としてはarm64度のデータでarms64(Gravtion2)のほうが1〜2割早いという結果になりました。

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・・・しかし
これではS3の時間が大きくて正確な時間担っていないと指摘があって純粋な処理時間を撮るように修正して再計測した結果・・・小さいデータでは逆の結果になったものの大きなデータの場合にはarms64(Gravtion2)のほうがはやいとの結果になったとのことです。

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概ねarms64(Gravtion2)のほうが高速ということが早いですが、価格面やアーキテクチャの違いに注意が必要とのことでした。Gravtion3にも期待です。

元ネタの記事です


LT2
期限ギリギリ!AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル更新の年末年始! 北原 雅人さん

千葉支部運営の北原さんは年始に受験することになってしまった「AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル」の更新試験の受験期です。12月の更新受験の申込みは混むので早めに・・・ということでした。

更新試験は問題数75問(択一、複数選択)で190分の試験時間で75%の正解が合格ラインです。

勉強方法
・トレノケート山下さんの本(金本)からスタート
 10日程度の勉強(1周、章末問題)で61%くらい

・Web問題集(黒本)に着手
 試験対策本、ブラックベルト、ホワイトペーパーを併用して実施
 2周実施

勉強時間
試験対策本20時間、Web問題周30時間、その他調査10時間
・・・・これでも勉強不足

試験当日
・体調面を万全んに、直前はルノアールでまったり
・2つのドリンク(パワー系)を事前に飲みました
・マスクを付けないといけないのが心配
・1問1問が長い(問題獣のものよりは少し短め)
・トイレには注意
・残り時間30分で見直しして終了、結果はその場で判定・・・合格

結果発表
・点数が通知されるのは2日後
・77.7%で合格、コンピテンシーは全て満たしていた

感じたこと
・問題にはボリュームがあるので模擬問題がおすすめ
・複数回答の問題は完全回答でなくても点がもらえている(おそらく)
・OrganizetionやSCPを問われる問題が多かった
・コストを問われる問題が多かった、
・移行やDRに備える問題が多かった

LT3
AWS amplify studioが変えるフロントエンド開発の未来とは 小板橋 由誉さん

KDDIの小板橋さんは昨年のre:inventで発表された、最小のコーディングでフロントエンド開発ができる開発環境「AWS amplify studio」のお話です。

AWS amplify studioのやばいとこ
・Figmaで生成されたデザインをReact UIコンポーネントのコードに自動変換・・・・しかも読みやすいコード
・バックエンドを意識することなく、データ連携、管理ができおる

そこでAmplify Studioで実際にサンプルのFigmaデータを読み込んでデータのモデルを作成してみたというのが発表内容でした。

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Amplifyでデータモデルを作成し、データベースにデータをシードしてUIコンポーネントにデータをバインド、Reactアプリに作成したコンポーネントを落とす・・・一連の流れをAmplify Studioの画面でのハンズオン的な解説でした。確認するとデータセットのスキーマや型定義ファイルまで自動で生成されています。

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実際にやってみたAmprify Studioは
・Figmaで作成したデザインコンポーネントをEeactアプリにAmplify Pullすれば作成が高速化
・amplify admin uiで持っているバックエンドを意識しないでデータモデルやデータシートを組み合わせられる⇒フロント開発者でも簡単にサービスを作れる。

これからはデザイナーがFigmaでデザインしたものをAmplify Studioで読み込みフロントエンド開発者がバックエンドを意識することなくreact コンポーネントの組み立てに集中して開発できる

デザイナーと開発者の距離が一気に縮まります


LT4
AWS 公式ドキュメントを読むときに気を付けていること 大石 一騎さん

最近Cierへ転職した初心者支部運営の大石さんのLTは公式ドキュメントの読み方、読まないでサポートに質問して「以下の公式ドキュメントに記載が・・・・」は避けたいですよね。

公式ドキュメントは「正しい」「最新」「細かい」情報が書いてありますが「必要な情報が何処にあるかわからない」「表現がわかりにくいことがある」という弱点もあります。・・・この2つの弱点への対策の紹介です。

必要な情報が何処にあるかわからない
⇒ドキュメント内の検索機能を使う
「〇〇とは」「チュートリアル」トラブルシューティング」などのワードを使うことで効率的に検索できます。

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情報がわかりにくいところがある
⇒英語に切り替えてみる(もともとは英語なので)
英語が読めない場合はDeepL翻訳のChrome拡張を使用
英語ドキュメントにだけ書かれていないこともあります

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LT5
既存インフラリソースをコード化する際の気を付けること ユータさん

ウェブマーケティングの会社でSREをしているユータさんのLTは最近会社で取り組んでいる最中の話でした。

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GUIで実装していたインフラの構築作業の改善に昨年から取り組み、部分的なIaCから始め、今は本格的なIaCに取り組むようになったとのことです。

技術選定ではCloudFormation、Teraform、AWS CDKを候補に検討しインポートのしやすさ、読みやすさ、やCI/CDへの発展を考えTeraformを選定したとのことです。

Terraformの注意としてはTerrafomerとTerraformのバージョン差異
、一部のAWSリソースがインポートできない・・・・などがありました。バージョンの問題は下記のサイバーエージェントさんのブログで回避できました。


LT6
年始なので心機一転AWSアカウントを作成してみた べこみんさん

クラスメソッドで勤務し福岡在住のぺこみんさんはAWSを独学で学ぼうとする人向けのLTです。初心者支部にぴったりのテーマですね。

AWSアカウントを作成するに必要するもの
・クレカ、メールアドレス、SMS認証のための携帯、
・30分〜1時間(追加の設定にかかる時間)とやる気

追加の設定
・・・それぞれ無料利用可能な枠に収まるように設定
   ルートユーザーは使わないようにしよう

セキュリティ
・AWS IAM(rootユーザー)
 MFA認証の設定、
    アクセスキーの削除(デフォルトで無い)
・AWS IAM
 パスワードポリシーをデフォルトより厳し目に
 IAMユーザの作成(権限の小さなモノ)
・アクセスアナライザーを有効化

契約・コスト
・アカウント設定・・・支払い通貨、秘密の質問、請求情報へのアクセス権
・AWS Budgets  予算アラートの設定
・AWS Cost Explorerの有効化
・AWS Compute Optimizerの有効化

ログ・モニタリング
・AWS CloudTrailの有効化(証跡の作成)
・Amazon S3 Strage Lens 有効化 (ダッシュボードの作成)

参考にしたのはこのブログからです

   

LT7
育児休業と家事と、仕事とコミュニティの両立の話 榎本 ジョン 航介さん

トリの千葉支部とX-Teckの運営の榎本さんのお話はAWSの話ではなく技術の話もありませんでした。

育児休業の話
・昨年の11月に4週間(生後1週〜4週)の育児休業
・やったこと
 妻と二人でスクラム体制で
 Slackとぴよログ
 家事は回るようになったが・・・

・・・仕事や趣味やコミュニティの両立

家事と仕事とコミュニティの両立の話

・長男が誕生してプライオリティが大きく変化

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とりあえず考えていること
仕事・・・とりあえず頑張る
運営・・・千葉支部、X-Teck支部は頑張る
     仕事のアウトプットをネタに登壇する

・・・・答え合わせは年末とのことです。


振り返りトーク
2022年は何する宣言 スピーカー
JAWS-UG 初心者支部&千葉支部

ここからは登壇者を中心にディスカッションでした

2022はなにする宣言 のアンケートで集めた結果紹介です

初心者支部
転職や「CI/CDサービスの習得」もありましたが資格取得関係がお多かったです。他の人の目標を見ると「自分も頑張らねば」と感じますよね。「コンスタントにアウトプットする」や登壇などアウトプット系も多かったです。

千葉支部
こちらも資格取得関係が多かったです、いろんなサービスを触る、社内にクラウドを広げていく・・・少し実践的なものが多い気がしました。re:inventに行くというのもありました。こちらもLT登壇というのが多かったです。

感想

合同イベントということでかなり広い内容のLTでした。でも最近の動向というか傾向をしっかり反映した内容になっていました。最後のディスカッションはコミュニティらしくて良かったです。千葉支部に愛着もわきますね。

クロージング

千葉支部も初心者支部もは2月くらいにイベントの予定があるようです。

あとはこれですね
24時間グローバルコミュニティイベントの裏側を見るチャンスです



千葉支部のブログです








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keita
チップもらったらきっとMidjourneyに課金すると思います