【動画レポ】現場主導RPAが必ず直面する課題とは?~WinActor管理機能がその課題を解決します!~RPACommunity Youtude動画より
今日は2023年6月16日の16時から開催されたRPACommunityのWinActor Talk支部のイベント「現場主導RPAが必ず直面する課題とは?~WinActor管理機能がその課題を解決します!」からのYoutube動画「WinActor管理機能が現場主導RPAが直面する課題を解決します!ライセンス設計も説明」からレポートします。確かに草の根的に拡がったRPAの利用をどうやって管理していくのか、その問題にNTT-ATさんが答えます。
<動画>
00:00 オープニング
講師紹介 興松彰一さん
NTT-AT WinActorの資料作成、イベント支援
2月にXpathをテーマにRPACommunityに登壇
01:08 ライセンス設計で利用拡大、新たな課題
WinActorの目指すのはサプライチェーン全体の連携と高度化
関係各所も一元的に一括で自動化出来る姿を目指しています。
現場手動型RPAによる全社DX
従来イメージの現場主導の個別の自動化
⇒全社共通の自動化は困難、専任者が標準化して現場に展開
⇒シナリオとライセンスの適切な管理が重要
ライセンス設計
ライセンスの形態は2つ
・ノードロックライセンス(NL)
・フローティングライセンス(FL)
Step①:専任者がバックオフィス業務を自動化
・専任者がシナリオ作成
・情シス内のシナリオ水平展開や共同作成開始
〜利用も人員も限定的⇒管理は容易
この状態でそのまま行くと属人化し後半大変な事になる
この時点からルール化をすすめるのがベスト
Step②A:専任者がすべてのシナリオ作成
・各部署に専任者が居ないまま利用者の増加が優先
・各シナリオを情シスが作成し、各業務担当に実行版を導入
〜安価な実行ライセンスで利用者増
ファイルサーバ共有起因のデメリットが発生
旧版のシナリオが残るため混乱が発生
情シスの体力の限界で展開が止まってしまう
Step②B:各部署にシナリオ調整者を配置
・各部署に専任者を配置、シナリオを自業務に最適化
・利用頻度によりNL/FLを使い分ける
・現場は実行版を利用
〜一見最適解に見えるが煩雑になる課題も
ライセンス設計で出来ること、出来ないこと
出来ること
・フル機能版、実行版の使い分けで多くの人が安全に利用可能
・フローティング版の活用でいつでもどこでも利用可能
新たな課題
・アクセス制限や版管理が困難⇒①シナリオ管理の限界
・夜間実行や部署またぎ業務⇒②自動化の限界
・ライセンスやシナリオが正しく活用?⇒③ログ取得の限界
・FLは適切な利用者管理が必須⇒④FL管理の限界
フローティング版は適切な利用管理は必須
・早いもの勝ち
ライセンスグループ管理:部門ごとに最大数を割り当て
・アプリケーション終了忘れで専有しっぱなし
WinActor管理ツールのラインナップ
FLA(Floating License ADMIN)
・ライセンス管理のみを要望するお客様向け機能
ライセンスグループ管理の追加は6月末リリース
12:02 クラウド管理と管理実行版ライセンスで課題解決
WinActor Manager on Cloud(WMC)
複数のWinActorを集中管理するクラウドサービス
・利用可能なシナリオとライセンスを制限できる
WMC管理画面
WMC利用フロー
・管理者がシナリオファイルをWMC上にアップロード
シナリオの目的や利用者が判別できるようになる
・アップロードしたシナリオをスケジュール登録
・スケジューにあったタイミンギでシナリオ実行
⇒処理の実行はクラウドではなく利用者側で行われる
WMCで解決される課題
①シナリオ管理のOK:参照可否をWMC利用者毎に設定、最新版
②自動化のOK:時刻や条件で実行
③ログ取得OK:WMCが実行管理するログを取得
ユーザー操作されるWinActorもログ取得
④FL管理の限界
WMCの指示でのみ動作し、利用時間を管理
⇒ライセンスコストの削減が可能
WMCが持つ管理統制機能
・アンサンブル機能
20:01 「管理」だけじゃない「統制」機能について
「2つのシナリオを連続して実行」も2通り
・前シナリオの結果をあとシナリオが待っている時
「前シナリオ終了時」の状態をもとにシステム連携
・後シナリオの実行を前シナリオの状態を条件にシナリオ起動
管理実行版とアンサンブル機能で高度なシナリオ連携
・部署をまたいだ業務の効率化も可能になる
アンサンブルの機能は6つ
条件分岐:シナリオの実行結果に基づき実行するシナリオを決定
承認:シナリオ結果を確認し後続の処理を続けるか判断
データ駆動:データを登録したタイミングで動作を開始
連結:複数のシナリオを連続して実行
データ分割:大きすぎるデータを分割して並列実行
待ち合わせ:複数シナリオ実行中に、終了を待ち合わせる
アンサンブル機能の使い方
・フローチャート機能のような明確なパーツはない
・後シナリオの起動条件を設定することで連携
アンサンブル機能による高度な自動化
・複数の後シナリオ指定と複数の機能を組み合わせて利用可能
・部署またぎや承認に対応してシナリオを組み合わせる
〜シナリオの一覧としてしか見えないのが難
アンサンブルエディタ
・シナリオ連携の一連の流れ「ステージ」をシンプルに作成
・パラメータ連携にも対応
シンプルモード
よりシンプルな操作画面
・タイル型でシナリオ実行を指定できる
RESTful APIの提供
HTTPSで他のシステムからタスクの実行や状態の監視を行う
<RPACommunity>
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