【爆速メモ】redmine.tokyo「Backlog x Redmine対談 #2」
今年のBacklogWorld2021で行われたBacklog x Redmine対談ですが、これがredmine側のイベントredmine.tokyoに戻ってきました。両刀使いの私としても確かにすごく面白いし、為になる内容でした。その2回目という事なので期待いっぱいでレポートをいたします。
前回(Backlog World)の記事です。
https://note.com/keitafukui/n/nec61fcec4f86
今日のテーマはプロジェクトの民主化
backlog側はヌーラボの河内さん、redmine側はいつのも門屋さんです。行司はりょうまさんです。
みんなのイメージしているプロジェクトマネジメント
・ピラミッド建設からプロジェクトマネジメントはあったが偉い人のもの、PMBOKくらいまでは偉い人のモノ
・偉い人が情報もリソースも感性のイメージも持っている。一部の人が取り仕切る・・・・昔はうまくいっていたが今は
・「答えを見つけるためのプロジェクト」ではメンバー側が主導権
・昔は偉い人が正解を持っている。いまは偉い人でも正解が見つけられない。
・情報量が増えてきて、多くの人が扱える
・情報を握っている事が偉い人の武器だった。
・見ていく範囲も莫大に広がっている。昔はセキュリティの話はなかった。必要とされるものがすごく増えた。
・いろいろなプロフェッショナル(得意分野)を組み合わせていく
・だからセルフマネジメントが必要
・自分が何ができて、同チームに貢献するかを把握する、周りの人達も理解する・・・・自分に向き合うしかない。
・自分の強み弱みや特性を理解することがセルフマネジメントの第一歩
・苦手を取り繕う事はそんなにしなくても良い
・広い視野が得意と細かい作業が得意・・・は両立できない。
・今のマネージャーは自分がやったことがない事をマネジメントしなくてはならない
ヒエラルキーとの関係
・ヌーラボではフラットな関係性、マネージャーは階層ではなく役割 ~ ポジションで支持することができないところは難しい
・芸人のマネージャーは雑用なのに、ITては何故か「偉い人」
・昇格試験があるので「エライ人」になってしまう。
・立場があがらなくても意見が言える人や組織を育てる
・ヒエラルキーがあると意見は言いにくい
・フラットな組織の場合はチームが同じ認識を持っていないと大変・・・データを使って意思決定する仕組みなどが必要
・チケット駆動するとヒエラルキーの影響が少し下がる
・データも51:49やデータ信頼性など一筋縄ではいかない。
ツール選びのポイント ~はまってないところ
Backlog チケット管理だけではできない事も多い。ゴールが無い時の機能は他のツールを使う。cacooやtypetalk
redmine Googleスプレッドシートは何でもできてしまうので経緯がおざなりになりがち。ツールの展開だけではうまく活用できない事が多い。中を見るしか気づく手段が無い
組織(マネージャー)づくりの観点
・ヌーラボは中途入社が多いので自分で考えて仕事を進める方が多いので、どうその人達を生かすのか・・・という流れに自然になっている。
・全国展開をしているので、地域に寄ったりして業態が違ったりする。技術とプロセスなどをどう上げていくか、部署で得意不得意があってわからない。
タスク管理ツールをコミュニケーションとして使う
・チャットツールでコミュニケーション
・Backlog上で感謝したり、スターを使ったりしている。そういうカルチャー
・大事だけど時間がかかる委員会的な施策の時にはredmineを使う。前任者がやっていた事は過去のチケットを使う
・Backlogのスター機能が羨ましい。5.0で実装してほしい
チームになると書けなくなる問題
・元々のメンバーの関係性が大事、ヒエラルキーが強すぎたりする
・チーム内の役割が曖昧過ぎてもいけない
・チームで書けない以前に自分で書けてないケース。文章に出来ない人と組んでしまうと厳しい。もう一つ手前の問題
・チャットでもその人がどんな人なのかわかるようになる
プロジェクトの民主化のポイントは何か
・民主化の一番の基本は人間関係を円滑にする事(河内さん)
伝え方、受け止め方を考える。人間関係を柔らかくする
・弱点を理解してさらけだす。そのうえで相手に働きかける。悩み続けるしかない。完璧なものでなくてはダメではなくさらけだす(門屋さん)
感想です
まったく対決してませんね(笑)
対談ですからね
本質的なところは一緒ですよね
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?