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【爆速レポ】なんでもCopilot#10「音声入力とDynamics 365(CRM)のCopilot」

今回(2024年11月6日)は久しぶりの「なんでもCopilot」のレポートです。今回はMicrosoftのCRM SaaSの「Microsoft Dynamics365」のCopilotについてのおはなしです。実業務の中でどうやって活用できるのか楽しみに見てみます。

オープニング

オープニングはみかんさんのあいさつ「みなさんこんばんはー」から。
そこから主催のもくだいさん、みかんさん、ぺぺさんの自己紹介。みかんさんのネイルの話で盛り上がりました。ネイルは親指がおすすめだそうです。

みかんさんのEdgeネイル

そこから先日の技術書典で「コパ同人誌」を頒布しました。まだオンラインで買えます。

技術書典の売り場

そこから「Copilot」とコミュニティの紹介、グランドルールの説明です。

今日のアジェンダ

ここから参加者アンケートの紹介です。常連多いですね。

なんこぱ参加回数

connpassのアンケートの集計結果も紹介されました。
12回古傘下の人も結構いるようです。(というか短期間で12回実施はすごいですね)人気のスピーカーの回には一気に増えています。いまのconnpassメンバーは800人を超えているそうです。

connpassデータから


音声×Copilot オンコパの世界:Kaz Asadaさん

最初のスピーカーは住友商事の情シスをしている浅田さん。

テーマにしているのは音声のcopilotの話です。推進していくうえでCopilotのカバー領域のうち専門性が低く日常業務のユニバーサルタスクの効率化と拡大が大事だそうです。

ユニバーサルタスク

情報入力で最も早いと考えられる音声入力なのですが、いままでは修正する時間が多く不効率でした。それがCopilotにより音声入力の結果をCopolotで文脈の理解や誤字脱字を修正し精度を上げられるそうです。

音声の課題とCopilot

例えばメール返信でいうと、返したい内容を入力が大変なスマホで音声入力した結果に対し、copilotで修正すると自然なメール文章になります、
(でも範馬勇次郎は呼ばないほうがいいと思いますが・・・)
浅田さんは実際にこれでメール返信をしているそうです。

メールの返信も自然に修正

またアイデアだしの時にもひとりでTeams会議で音声で話して文字お越しさせれば、その結果をCopilotがうまくまとめてくれます。

一人Teams会議

音声をうまく使えば、もっと世界が広がり有効活用の範囲が広がりそうです。

オンコパへの期待

LT後もいろいろ盛り上がっていました。皆さん音声でブログ書いてみましょう!!

営業活動におけるCopilotの活用事例紹介:鄭さん&伊藤さん

次はJapan Business SystemsでDinamicsのサポートをしているの鄭さんと伊藤さんの発表です。

まずはDynamics365の紹介で鄭さんからの説明です。Dynamics365はMicrosoftが提供するERPやCRMなどの業務支援システムです。今回扱うのは営業支援領域で顧客管理や商談の管理をする機能です。エンタープライズとプレミアムライセンスでCopilotが使えます。

Dynamics365の機能概要

Dynamics365では既存の具体的な業務支援機能にCopilotの機能をプラスして記録の要約や情報の支援などの強化をすることができます。

Dynamics365のCopilot

またDynamics365SalesとMicrosoft365Copilot forSalesの違いですが後者はSalesforceなどの他のCRMでもTeamsと連携したりして使えるそうです。

Dynamics365SalesとMicrosoft365Copilot forSalesの違い

これから出るエージェント機能もなかなか期待できそうで、営業担当者を支援する情報を表示したり、メール内容の提案もされるそうです。

エージェント機能

後半は伊藤さんによるデモになります。
まずはターゲットリストの作成。CopilotStudioを利用した例です。

ターゲットリストの作成

プロンプトの入力からターゲットの条件を指定して抽出依頼をすると該当する顧客のリストが表示されます。いろんな条件で抽出することができるので試行錯誤しながら最適なターゲットに絞り込むことができます。

出力されたターゲット

次のケースはメール生成。ターゲットリストから挨拶と製品紹介のメールを生成して送信することができます。

メール生成

プロンプトによりメール文章をすばやく作成されます。内容を確認して必要によって修正してから送信です。

メールの作成のデモ

最後は会議日程調整です。メールに返信があったときにお客様との会議を設定し、自分が開いている時間から選んだ日程の提案メール送信をします。Teamsの会議の録画をCopilotを文字起こしして分析もできるそうです。

会議日程調整

質問ではDynamics365Salesのプランの説明などがありました。CRMはみんな価格設定がややこしいですね。

そのほかは拡張方法としてのコパスタ(CopilotStudio)の話が盛り上がりました。けっこうみなさんマジで喰いついてきました。音声との連携など営業領域はものすごく活用できそうで期待が持てますね。

チャットも盛り上がってる!


クロージング

次回は11/20でGitHubCopilotだそうです。最近VSCodeにCopilotが搭載されたようなので話題の内容ですね。

次回予告

11/28-29にJapan Microsoft 365コミュニティカンファレンス2024の案内です。(登壇者はすでになんコパオールスターで埋まってしまったそうです)

Japan Microsoft 365コミュニティカンファレンス2024

さらになんコパのオフラインも開催されるそうです。

なんコパオフライン

クロージングはTeamsによる要約です。ついに実施だそうですが結構正確に要約されています。

要約

Teams のCopilotによる要約の一部

  • 音声入力のCopilot: Asadaさんは、音声入力を活用したCopilotの使用方法について説明し、特に移動中のメール返信や会議の要約に役立つことを強調しました。 2

  • Copilotの利活用: Asadaさんは、Copilotを使って業務効率を上げるための具体的なユースケースを紹介し、特に音声入力の精度向上とリライト機能の有用性について述べました。 3

  • Dynamics 365のCopilot: ChungさんとItoさんは、Dynamics 365のCopilot機能について説明し、特に営業支援ツールとしての活用方法とMicrosoft 365 Copilot for Salesとの違いを解説しました。 4

  • Copilot Studioのデモ: Itoさんは、Copilot Studioを使った営業活動の効率化デモを行い、具体的なプロンプトの設定方法とメール生成の流れを示しました。 5

けっこうちゃんとまとめていますね

最後にアドベントカレンダーの募集中です



<なんでもCopilot>
業務やプライベートでもいつでも頼れる存在となりつつあるCopilotについて理解を深め、みんながCopilotを使いこなすことを目指します。

Copilotを使って業務効率化したい方、生成AIに興味がある方、Copilotをこれから勉強したい方等ぜひご参加ください。

このコミュニティで扱うCopilotは基本的にCopilotであればなんでもOKです!


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keita
チップもらったらきっとMidjourneyに課金すると思います