【イベントレポ】Salesforce World Tour Tokyo 2023に参加した感想
今回は2023年11月28日と29日に芝公園プリンスタワーで開催されたSalesforceさんのイベント「Salesforce World Tour Tokyo 2023」に参加してきたので、せっかくだから感想を書いてみようと思います。
Salesforce World Tour Tokyo とは
Salesforce World Tour Tokyo はSalesforceさんの日本における年次イベントです。この少し前に本拠地サンフランシスコで開催される全世界向けの年次イベントであるDreamforceで発表された内容をひっさげて日本で開催するというイベントでAWSさんのAWS SummitやGoogleさんのNextと同じような位置づけのイベントです。
Salesforce World Tour Tokyoの特徴としては会場のなかにあふれるアストロ達、かわいいキャラクターの姿です。会場内はこのアストロフレンズで溢れかえり、なんとキャラクターの人気投票まで行われ、普通のITのイベントとは一線を画する独特の雰囲気になっています。
今回は創業者マーク・ベニオフさんとパーカー・ハリスさんの基調講演がある28日に久しぶりにフル参戦してまいりました。
満席の基調講演
ひさしぶりにマーク・ベニオフさんが来日しての基調講演となるためか会場はいつになく満席、事前予約しないと全く会場に入れないほどの混雑でした。なんとかキャンセル待ちで会場に潜り込む事ができましたが、ステージははるか彼方・・・・といった状況でした。
しかし、マークもパーカーもステージの上で話すのではなく会場内を歩く歩く、会場に入れた人は彼らを身近に見ることが出来ました。そういえばSalesforceのイベントはこのスタイルですね。マークは実際に見るとホントでっかいですね。
基調講演の前には長らくDevelopers Communityで活躍してきたアクセンチュアの小坂さんが日本で何人目かの金色パーカーもらっていました。Trailhead世界一はすごいです。
メインはやはりAI
基調講演のメインはやはりAIでした。Microsoftさんの影に隠れているので、知らない人は多いですがSalesforceも今をときめくOpenAI社に投資しているのです。ほんとOpenAIが変な事にならなくてよかったですね。
当然ながらAIに関する様々なお話があり、メインのサービスであるSales CloudやService Cloudにこの年末年始くらいから順次実装されていくCo-Pilot機能などが発表されていました。
昼のマーク・マシューさんらによる基調講演ではデータとAIの話で、こちらはBIや分析計の話が中心で可視化をしながらAIがインサイトを導き出すような話がされていました。
あとTRUSTということで、Salesforceの中心データである顧客の情報をマスキングしたりしてしっかりと守る仕組みも詳しく説明されていました。
熱気あふれるEXPO会場
基調講演のほかはEXPO会場にもしっかり行きました。会場内はものすごく沢山の人で溢れかえっていて、ここ数年にないくらい・・・・コロナ前に遜色がないどころかそれ以上の熱気に包まれていました。スポンサーブースなんかもものすごく人がいてなかなか話が聞けないほどでした。
コミュニティ関係が集まるTrailBrazer Forestは一番奥で東京プリンス会場があった頃はかなり広かったのですが、今回はチョット狭めでした。それでもしっかりとハンズオンにチャレンジして入力規則とかやってきました。最近実機を触っていたのでなんとかついていけました。
やはり大事な社会貢献
Salesforceさんといえば1:1:1モデルに代表される「社会貢献」です。最後の特別講演は俳優の別所 哲也さんファシで、農業、交通、観光で地域社会づくりに貢献するITベンチャーの代表者さん達の活動が紹介されていました。そしてEXPO会場でも荒川のプラスチックごみ回収の体験をやっていたりしてこういうところにしっかりと時間と場所を使う姿勢は全く変わっていません。
最後は一青窈さんのスペシャルステージもあって最後まで盛り上がりました。夏はMIYABIさんなど、このスペシャルライブはいつも楽しみです。
Japan Dreamin’2024
Salesforce World Tour Tokyo 2023は終わってしまいましたが、次のSalesforceに触れられるイベント「Japan Dreamin'2024」の開催も発表されていました。
こちらはSalesfordeさん主催ではなくSalesforceのユーザーコミュニティ主催のイベントです。AWSで言えばJAWS DAYSです。せひ申し込みを!!