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【イベントレポ】リーグオブ情シス 第五回 スーパーリーグ Presented by メタップス #LoI

今日(2021/05/28)の夜は「リーグオブ情シス」に参加しました。このイベントは以前からものすごく興味があったのですが、なんか日程が合わず・・・・今日も本当はイベントが被っていましたが(スミマセン)・・・参加できていませんでしたが今回は万難を排して参加しました。そんなイベントの全体的な印象というか感想をレポートしたいと思います。


イベントのざっくりした説明

このイベントのざっくりした解説をすると、アイデアソンみたいなものです。参加するチームがお題として設定された架空の企業の情報システム部門として、与えられたテーマについてチーム内検討をして資料を作り、社長に対して提案プレゼンを行う・・・・・・それを採点して優勝チームが選ばれる・・・・・・という感じのイベントです。

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今回のお題はセキュリティ。そこそこの規模のスタートアップフィンテック企業「シゲオン」でSaaSを使いまくった結果、IDとか稼働状況とかのガバナンスが無茶苦茶になっていて、さらにオフショア開発も無軌道に広がっていて・・・・一応のセキュリティ対策も抜け穴だらけになってしまっている・・・・・これを何とかする提案を行う・・・といったものです。

まぁこの設定された状況を聞いてみると、セキュリティ的にはいろいろ課題が満載というかてんこ盛りというか、まぁやばい状況、しかもセキュリティが大事とされるフィンテックが主力事業・・・・、ここに新たにjoinしたチームメンバーが取り組むという・・・・真面目な話、これを事前に聞いていたら聞いていたらサイヤ人以外は就職しません。

こういったテーマについて参加した3チームそれぞれが事前検討し、プレゼン資料を作り仮想社長にライブでプレゼンするといったものです。

そして当日発表された仮想社長。会社名を見てざわざわしていましたが・・・・

武闘派CIOのひとりあの前日清食品CIOの喜多羅さんです。

すげー、ものすごく贅沢!!!・・・ちなみに観客にはあの友岡さんまで居るという豪華ラインナップ。仮定の話とはいえ喜多羅さんと対談できるだなんてチャンスはなかなかあるものではないですね。


このイベントのいいところ

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社内情シスとして長年働いた身として、一番いいなと思ったのはリアル情シスにとってこういったプレゼンの機会って意外なくらい無いということ。景気の波の影響もあって、攻めのプレゼンをする機会はものすごく少ないうえに、数がいる情シスの中でも「手を上げる」「火中の栗を拾う」という無謀な勇気が無ければ、こういったプレゼン機会はなかなかありません。たまたま自分は入社時たら先輩が全員辞めてしまったとかでそんな悲惨な舞台(?)に立たされる事が多かったのですが、一般の情シスの若手にはとってはそういうチャンスは数年に一回しかありません。下手するとずっとそういう機会が無いまま情シス人生を過ごす人が多い感じがしています。

こういった(プレゼンや対話をするという)チャンスをタダで、しかも会社の中の立場的なリスクは全くなく、自分がちょっと外に出て話す勇気さえあれば得ることが出来るなんて、すばらしいチャンスです。しかもプレゼン相手はあの喜多羅さん。万が一社内で勇気を振り絞って手を上げたって、相手の役員はそんな大したことがある人では無かったりしますよね。ノーリスクで一流の人に向かってプレゼンできるだなんて、金払っても参加すべきイベントです。

真面目な話、おっさん情シスチームを結成して参加したいくらいです。ぜひみんな参加しましょう。

補足ですが、今回の優勝賞品はあのプレステ5です。タダで特訓を受けられて、希少なプレステまでいただける・・・・素晴らしすぎ


プレゼンする人へ

それぞれの個性あるプレゼンの結果はこうでした。

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プレゼン資料としての体裁的には(ごめんなさい)最初のチームの資料には突っ込まれるところが、多かったです。(ごめんなさいごめんなさい)でも、その突っ込まれ加減はかなり現実のの役員説明に近い感じで、それに苦しめられながらも心が折れずに戦い抜いたというか、やり切った感じが好感度が高かったです。プレゼンを中断してぶっこまれる喜多羅さんの業績に関するつっこみ。正直情シスとしては「知らねーよ!!そんな事!!!」って言いたい内容・・・・真面目にリアルです。その辺をうまくいなしながら本題に持って行くけど、そこも突っ込み放題に突っ込まれる。これがリアルな役員向けプレゼンです。これを自分の心理的安全性を確保しつつ(たとえ喜多羅さんが超激怒したとしても、自分の日常には何の影響もないです)対応をしながら厳しめのフィードバックを頂けるというのは、無茶苦茶贅沢な経験です。かなり鍛えられるし自信にもつながる気がします。

正直、参加するなら突っ込みどころ満載の完成度はダメダメなくらいのプレゼンで挑んだほうが学びが多い気がしますね。実際にも意外にそんなさんざんなプレゼンのほうが前に進めるきっかけになったりします。そういった意味では最初のチームが偶然にも戦略的には良かった。プレゼンの完成度がいいか悪いかでいうと後半の2チームのほうがよかったような感じもします。

最近ITの世界でテーマになりがちなDXもアジャイルもクラウド導入も適度な失敗が大事と言われています。この体験が出来るこのイベントってすごく良いものだとおもいます。

マジおっさん(じいさん)チーム作って参加しようかな・・・と思いました。

最後にプレステ5という貴重品を商品に提供していただいたメタップスさん、ありがとうございました!!こういったイベントが盛り上がるのもスポンサーさんのおかげです。






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