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【イベント参加レポ】northernforce #17 #no34th #モブプロ

元北海道民のフクイです。今日(2022年6月21日)は北の大地のSalesforceコミュニティである「northernforce」に参加してきました。(とはいえオンラインですが)

今年3月の#14にも参加しましたが、そのときはLT会でフローオーケストラとLWCがテーマの発表でしたが、今回はなんとLightningフローのワークショップです。しかもアジャイルのプラクティスとしても注目されるモブプロで行われるという会です。

北海道 × Salesforce × モブプロ という好物のゾロ目でした!!


northernforceとは?

オープニングではまず、コミュニティの説明で「northernforce」について紹介されました。

northernforce

northernforceはSalesforceの公式なコミュニティグループのひとつで、北海道の地域コミュニティといった性格のものです。

northernforceのミッション

北海道は過疎化とか老齢化とかという課題先進地域で、まだまだIT導入では遅れた地域でもあります。northernforceは北海道を元気にするため、参加者どうしのコラボレーションにより知識と危機感を共有し行動していくというミッションのもとに活動しています。

※ちなみに今週末はOpen Source Conference 2022 Online/Hokkaidoが開催されます

northernforceの目指す姿

northernforceはセミナーからハンズオン、LTなどなどいろんなアプローチでやっているコミュニティです。今回はモブプロによるワークショップになります。


モブプロとは?

今日の参加者は約10名です。ワークショップをするにはちょうどいい感じの人数です。まずそれぞれ軽く自己紹介をしてから今日行うモブプロの説明がありました。

モブプログラミングとは?

モブプログラミングはアジャイルなんかをしている人にはよく聞く手法で、プログラムを作るのに一人ではなく複数人で行うというやりかたで、実際にコードを書くドライバーと、ドライバーに指示を出すナビゲーターに分かれて3人以上でプログラミングを行います。ちなみに2人で行うのはペアプログラミングで、属人化の改称やレビューを含めた効率化、知識の平準化やチーミングなどの効果があります。
今回はプログラムコードを書くのではなくフローを作り上げる工程を参加者全員で行うという形になります。


実際のモブプロはどうなった?

モブプロのドライバー

本日のスケジュール

モブプロのお題はこの2つ。簡単なフローとちょっとむずかしいフローといった構成です。

1問目
商談がClosed Wonへ更新時にChatterへお祝いメッセージを投稿するレコードトリガーフローを実装してください

2問目
取引先に関連する取引先責任者へ一括メール送信するための画面フロー


まずは1問目から入りました。
商談オブジェクトでクローズ(成約)されたときに「おめでとう」的なメッセージをChatterに送るという基礎的なフローです。

Chatterを送るフロー

主催のYoshimatsuさんがドライバーを努め、フローが作られ始めました。
フロー作成が進むにつれて、参加者からのコメントも徐々に出てきて、自分のときはこうやったとか、フローやAPI参照名などの命名規則をこうつけている・・・みたいなコメントがたくさん出て賑やかな雰囲気でわりとすんなりフローが完成しました。

参加者もLightningから使い始めたであろう人から、Classic時代からのプロセスビルダーからの移行を考えている人など色んな人がいることがわかりました。

取引先責任者へメールを送るフロー

2問目の取引先責任者にメールを送る課題では、やはりループを使うという難しめ・・・・あーでもないこーでもないと、参加者で相談しながら進められました。1問目で場があったまったのもあって、いろんな意見や、それぞれの経験・・・しくじりの話まで出てきて盛り上がってきました。

5個までしかいっぺんにメールを送れないとか、他の人にメールアドレスが見られるのは・・・とか発信者メールはどうする・・・みたいな相談しないと進められないポイントが増えたのも盛り上がってきた要因です。

メールを送る前に確認画面を入れるとか考えると、かなりフローも複雑になります。

アクションの作成

そうこうしているうちに、丁度いい時間に無事完成。

モブプロは本当にチームの一体感を醸成しますね。

参加した感想

いつも遠巻きに見ていたフローを知ることができた以上に、色んな人が実際に何を考えて、何に注意してどうやって作っているのかを垣間見れることができたのが一番の収穫でした。

あと自分としては実際にSalesforceのLightningフローを作ったことはないのですが、暇つぶしにやっていたMicrosoftのPower Automateのクラウドフローとほぼ同じ感じだったのも収穫でした。このへんはひとつ覚えれば応用がききそうです。


なによりすごかったのが「モブプロ」の威力ですね。
みんなで同じテーマに取り組むことで、たった1時間くらいの時間でもこんなに一体感が生まれたのはすごいなと感じました。
素早く構築できるノーコードのLightningフローだからこそできたかもしれませんが、モブプロの体験としても非常に貴重な機会でもあったと感じました。


次回開催の案内

次回は7月19日に開催します

LT大会とお悩み相談会ということです。
悩みがある人はネタを持って参加しましょう



<northernforce>

Salesforce Developer & Administrator Community in Hokkaido. (2017/6/5-)


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keita
チップもらったらきっとMidjourneyに課金すると思います