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【イベントレポ】IoT縛りの勉強会! IoTLT vol.87 @秋葉原+Youtube

今日はIoTLT Vol.87です。しかもRPA LTでおなじみのカーディさん登場の回です。しかも今日はオフライン会場を秋葉原においてのハイブリッド開催でイベントとしても楽しみです。今日も張り切ってレポートしてみようと思います。

動画です


オープニング

オープニングはいきなりののびすけさんの自撮り画像からです。今回は秋葉原のGranicaさんからハイブリッド開催ということで運営の様子もリアルに見えます。会場ではIoTピザが焼かれているそうです。

スポンサーLT

スポンサーLTはいつものIoTLT放送部ざっきーさん。今日はGWアドベントカレンダーのために作ったなんにも役に立たないプロダクトを2つ紹介してくれました。

「ねこじゃらしボット」

おもちゃの開封の儀

ねこIoTLTのときに話題に上がった「電動おもちゃをリモートから動かす」というアイデアをもとに、おもちゃをamazonで購入し、Obnizと接続してブラウザから操作できるようにした話です。開封の儀からいきなり分解するところがIOTLTですね。
<noteの記事>

「猫娘になる!」

猫目になった

Googleが出しているMediaPipeを使って、人の目を猫目にしてみたという話でした。

<noteの記事>

相変わらず謎な話ですがですが、それを支えている技術力半端ないですね。

IoTの試験について:かーでぃさん

次はRPALTでもおなじみのかーでぃさんから仕事の関係で取得したMCPCのIoTシステム技術者検定にの紹介です。

IoT試験の種類

チャット見てみたら参加者の中にMCPCの資格もっている人は多いですね。上級は居ないみたいですがさすがIoTLTです。

IoTシステム技術者検定

IoTシステム技術者検定は「基礎」「中級」「上級」の構成で「上級(IoTプロフェッショナル)」の試験費用はなかなか高額な55,000で中身の濃い講習を含めて2日間コースです。試験は3時間の論文形式で10の業界から3つが選ばれ、そのなかから選択になっています。重要なのはその業界のドメインスキルだったりするそうです。


着る電光掲示板の新機能 〜場所に応じた情報の自動表示〜 :山之上卓さん

福山大学教授で「ギャル電の意識の低いプレゼンバトル」優勝者の山之上さんの発表は着る電光掲示板の続編です。

デモの様子

今回は位置情報を測定し着る電光掲示板に表示するという試みです。
デモ1:因島高校前
デモ2:耕三寺前

着る電光掲示板のシステム構成

システム構成は着る電光掲示板にはAndroid端末が入っていて搭載のGPS機能で位置情報を取得したりTweet情報を表示させたりしています。その外部にボットを用意してスクリプトで電光掲示板に映す情報を集め、Tweetを送っています。


イベント告知タイム

休憩の後は告知・宣伝タイムです

NT(Nanka Tukukuttemita)金沢2022(6/18〜19)
イベントの中でIoTLTブースやIoTLTが開催されます。


Spotify物理コントローラーが欲しい:田中みそさん

後半最初のLTは田中みそさんです。Spotifyの操作をリモコン操作みたいな感じで行いたいという目的でコントローラーを作ったお話です。SpotifyはPremiumプランだと豊富なWeb APIが使用できるので契約しSpotify for developerのコンソールから簡単に設定することが出来るので「opniz」で作ったそうです。

Spotify for developerのコンソール

ハードウェアはM5Atom かM5Stampを使用しすることとしました。

本番構成

ボタンは秋月で売っていたボタンや100均のテンキーなどを試そうとしています。

HomeAssistantで作るスマートホームコントローラー:はらけさん

はらけさんからはHomeAssistantの話です。

HomeAssistantとの出会い

フィリップスのプロント

きっかけは愛用していたフィリップス社のホームコントローラー(複数家電を操作できる液晶パネルリモコン)のプロントが生産中止になってしまったことです。替わりのスマートホームコントローラーもいろいろ使ってみましたが、なかなか満足が行くものがありませんでした。

HomeAssistantの概要

HomeAssistantの概要

・コンピュータを使って住宅の設備・機器をコントロールするもの
・ユーザ自身が操作のプログラムを変更できる
・インターネット経由から操作できる

通常の家電でも赤外線送信機を経由させることで操作できます

我が家のHome Assistant

我が家のHome Assistant

現在黄色い部分までは操作できるようになっています。赤外線送信機の場合は通信は片方向になってしまうので、直接リモコンを使用したりすると状態に矛盾が生じてしまうなどの欠点があります。

ホーム画面

Home Assistantは一画面で複数の機器の状態がわかり、消し忘れなどを防止できるところ、テレビのチャンネルなど複雑な操作までできるところが魅力です。

今後はNode-Redによる自動化などもやってみたいそうです。


体組織計をBLEハックしたかった話:のびすけさん

INSMARTの安い体組織計

次はいつもはトリののびすけさんのLTです。
会社の中で「体脂肪レース」を使用という話がてたので、タニタの事業用の体組織計にはシリアル出力があるけど、数千円の体組織系にはそういう物がありません。探したらBLE連携機能があるINSMARTという謎メーカーの機器を見つけたのでさっそく買ってみたとのことでした。

MacからBLEを操作する方法をいろいろ試したり、BLEのアドレス特定に苦労したりしながら、進めました。体重計の乗った瞬間に発信されるBLE発信がることを発見し特定できました。

この体重計に乗ると発信されることをキーボード的に使えないかとパワポスライドを進ませるというデモをやって成功しました。

・・・・こんごもっとBLEハック的なことにも挑むそうです



ガイガーカウンターを魔改造:カワノユウキさん

次は総統のプレゼンでたまに出てくる息子さん12歳のユウキさんのプレゼンです。IoTLT最年少だそうです。

ガイガーカウンターはどこの家庭にもあるらしい

ガイガーカウンターとは放射能を測定する機器でX線、β線、γ線を検出することが出来ます。仕組みとしてはガスを入れた管に電圧をかけガスの電離によって起きた電子を増幅し測定するとのことです。

Pytonでエンターを押した回数を図るプログラムを魔改造してガイガーカウンターからの発信回数を図るようにしました。(秋葉原ロボット部第116回勉強会で発表した内容です)

ガイガーカウンターを分解

さらにガイガーカウンタをまた購入し分解して、どこの誤家庭にもあるRaspberryPiに接続して放射線検出をできるようにしました。

これで第三次世界大戦になっても放射能を図ることが出来ます。


ベンゼン環境型はブレスレッドになりうるのか:河野七月さん

次も総統の中学校三年生のお子さんのLTです。

ベンゼン環とは

ベンゼン環の分子模型をブレスレットにしたらどうなるかやってみました。

分子模型って何?

実際にやってみました。ブレスレットになりました!!

ベンゼン環の分子模型をブレスレットにした

そのほか芳香族化合物(セロトニンやクマリン)もやってみました。・・・・あまり向いてないことがわかりました

そこで100均で買ったビーズとテグスで作り直したりついでにぇDで光らせるようにしました。

100均のビーズで作り直した

最後はLEDで光らせるところがIoTLTです。

LED成功

今後は電池交換ができるようにしたり、原子をセンサーやボタンにしたりするそうです。

感想

今回は総統一家の登壇で締めました。すごい英才教育ですね!!将来が楽しみです。
RPAコミュニティから登場のかーでぃさんの登壇も良かったです。けっこう仕事でもIoTやっているメンバーも多いようですし。

今回は数年ぶりのオフライン会場だったのでバタバタしていましたが、それがむしろコミュニティっぽくて嬉しかったです。

<IoTLT>




























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