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【爆速レポ】JBUG広島#8 広島でWorldのおかわりじゃ!

今日は朝からお勉強モード。昼から行われたJBUG広島のイベント「JBUG広島#8 広島でWorldのおかわりじゃ!」を見ることにします。今回はBacklogWorld2021のおかわりという事みたいです。

動画もFacebookに残るみたいなのでレポートは中身というよりも「どんな話話だったか」くらいにしておきます。

JBUGさんの凄いところは予告動画もあること。しかもクオリティが高い。


動画はこちらです(Facebook)


オープニング 中道 一志さん(JBUG広島)

オープニングはYoutubeで公開されていた予告動画から!!

そして登場!!いきなり飛ばします

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3/13のBacklogWorldで運営陣は燃え尽きていたけど、そろそろ再開とのことです。

JBUGの紹介をして・・・支部の紹介・・・と進みます。

「プロジェクトマネジメントを身近なものに」

これがJBUGのテーマです

「みんなでより良い仕事のやり方を探そう」
JBUG広島のテーマです

「質問する奴は偉い」
Twitter等で質問をしてダサい

いよいよはじまります

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中小規模のウェブ制作で、デザイナーとしてやっていること Tantan 田中 由花さん(フォノグラム)

最初はTanTanさん。広島で活躍しているデザイナーの方です。アドビのユーザーグループをやっているそうです。

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コーポレートサイトのリニューアルの5人くらいのPJです。このプロジェクトでやったことを3つ紹介します。

①簡易ワイヤーフレーム
・論点の食い違いを防ぐ
・簡単なもので充分
・デザイナーがホワイトボード役を行う

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②パーツとスタイルを1つのアートボードに集約
・使いそうなパーツを並べておいて選んでもらう
・展開した状態で並べておく
・メインのパーツが落ち着いたくらいで作っておく、
・半日から1日くらいかかるけど後が楽になる

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③AdobeXDの共同編集とCCライブラリに一元化
・クラウドでデータをリアルタイム編集
・1つのXDファイルにすべて集約
・ファイルの受け渡しをしないのは快適
・画像やイラストのリンクファイルをクラウドで

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AUN(Web制作支援ツール)もよろしく


インハウスデザイナーのいいかも!な働き方を模索している話 矢野 絢香さん(DreamArts)

矢野さんもデザイナーさんです。インハウスデザイナーです。(事業会社に所属し自社のサービスのデザインを手掛けるデザイナーさんです)

デザイナーのモヤモヤ
・いろいろ決まってからデザインの指示が下りてくる
・レビューワのデザイン感に左右
・「なんか違う」で悲しきリテイク
・・・・・・お互いモヤモヤしている

この状況を改善したい

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・考察、調査の段階を理解する。カスタマージャーニーに寄り添う
・デザイナーの存在価値を感じてもらう
・デザインを浸透させる取り組み

実際の事例

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・戦略フェーズに潜り込む。ビジネス目標が見える
・ストーリーボードでプロジェクトメンバーの目線をそろえる
・プロジェクトメンバーと壁打ち
・エンジニアと制作の生データを共有する
・社内に向けてデザイナーから情報発信

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マインドづくり
・トライアンドエラー
・鼻につかないように
・表現力を磨く



プロジェクト横断のBacklogを作ったら進捗・リソース管理がはかどった話 恩田 淳子さん(デジタルキューブ)

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次は恩田さん。WordPressの受託制作チームのディレクターです。

仕事はBacklogポリス

デジタルキューブの受託制作事業
・Webサイト制作、保守、コードレビュー、調査改善・・・などなど

・社内用とお客様用のプロジェクト・・・プロジェクトがどんどん増える

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プロジェクトをまたいで進捗やリソースを管理したい
・以前はスプレッドシート、手間が多い
→PMのBacklogプロジェクトで行う

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・種別
・開始日・期限日
・タイトルと課題欄は必要最低限(URLコピー)
・担当者はカテゴリー(元の課題と二重になるのを避ける)
・足の長い案件はマイルストーン設定
・プロジェクトの各フェーズは子課題
・ステータスは元の課題と同期する

課題管理の流れ
・各プロジェクトでタスク発生したらPMOプロジェクトに課題
・案件が進行したら課題の進捗を確認
・各プロジェクト完了したらPMOプロジェクトも完了

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良かった事
・プロジェクトをまたいだ状況を一覧で把握
・誰が今何を担当しているのか可視化できた
・開発担当のアサインが完了したうえでお客様にスケジュール停止

課題
・手動でメンテナンス

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守れていないと
・ビジネスが滞る
・誰かの都合に影響
・精神衛生上よくない

宣伝です




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フルリモートでもチームを作れる、超えられる! 中村 優さん(ガイアックス)

後半一番手はnulaboTシャツで登場の中村さん。

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スクラムを実践してチームを立て直した話
・エンジニア3名
・業務効率化する社内システムが分散
・なんちゃってスクラム
・チームというよりグループ
・・・属人化、プロジェクトが並行・・・などなど

体制を整える
・開発プロジェクトの統合
・スクラムの学びなおし


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ミーティングの頻度とやり方を見直し
・スプリントの期間を見直し
・アサカイでタスクを取るように変更
・ふりかえりはJamboardを使用 心境の変化も共有

プロダクトバックログを一つに統一

見積もりを予想するのではなくベロシティから算出
オンラインでやるプランニングポーカーを使用
・ベロシティで数字で把握


作業通話をするようになった
・Discodeを使う・・・ちょっとした相談
・Discodeで待つ  ブッキング調整が要らない


チームを超えた交流施策として社内ハッカソンをやってみた話

他の開発チームの接点
・一緒にものを作る機会が限られる

ハッカソンの開催
・2日間
・完全オンライン、Discodeのボイスチャンネル
・他のチームものぞき見できる
・懇親会のボイスチャンネルは人数制限・・交流機会を増やす
・参加者の属性がばらけるように声掛け
・審査や賞は設けなかった(運営の負担が少ない)

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ふりかえり
・オンラインでもお祭り感
・アイスブレイク
・ハッカソンのテーマを絞ってみる(参加者が燃える)
・チームメンバーは3人以上が好ましい


https://speakerdeck.com/chanyou0311/hururimotodemotimuwozuo-reru-chao-erareru


ユニコーン企業の働き方を目指して - Rettyでの2年間の取り組みをギュッと紹介 常松 祐一さん(Retty)

最後はRettyのマネージャーの常松さん。BacklogWorldから連投での登壇です。

今日のテーマはこの本「ユニコーン企業のひみつ」に絡めての話です


<2年前のRettyの課題感>
・プロジェクトごとに権限と自由が与えられている
・半面、プロジェクトの成長が会社の成長にむずびつかない
 仕様のずれ、意思決定の遅れ、船体に望ましい意思決定ができない

Rettyと認識される1つのサービスであるというプロダクト全体思考
・プロダクトしてベストな意思決定を行う
・取り組むことを1つにまとめる

目指した働き方・大規模スクラム(LeSS)

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・全員で1つのスクラムを回す意識を持つ
・人数が多く分別・集約が必要なところだけ工夫する

<LeSS導入期>

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・チーム間の調整が多く全体の優先順位ではない→LeSS導入へ
・開発スピードが落ちている事が経営課題だったので導入はすんなり
・試行錯誤しながら適用範囲を広げる 1チーム→2チーム・・・

体制図

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<Go To EatをLeSSで乗り切る>

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・かかわったエンジニア26人
・開発期間3~4か月
・開発項目がToB、ToCそれぞれ多岐にわたってたくさん


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・バックログをGoToEatに差し替える
・全体設計・使用整理を行った後に優先順位に従って粛々と進めた
・難易度の高い機能に取り組むためtoBの開発項目をタスク調整
・本番環境に少しずつリリース

まとめ
・LeSS導入していなければ乗り越えられなかった
・toB、toCの交流進んだ
・ヘルプへの問い合わせは増えたが大きなトラブルはなかった


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LeSS導入の効果
・開発に関する恒常的な悩みがなくなった
・チーム開発の意識が浸透、属人化が減る
・複数チームに跨る技術課題に取り組みやすい
・開発プロセスが全体でそろう、会社の方向性がそろえやすい
・人員が増えても開発が回る

<「なぜ?」に向き合える組織へ>

見積もり(リファイメント)がうまくできない問題
・目的と手段が逆転してしまう。

リファイメントの仕組みを変更
・「相談のみ」の宣言
・リファイメントの目的
・企画部門のスキル向上、プロダクトマネジメント

アウトカム主導組織への道
・アウトプット(何をやった)→アウトカム(何を達成したか)
・企画・デザイン・開発には少しずつ根付く 総務・営業へ・・

資料はこちら


クロージング 

TanTanさん
・矢野さんの話と繋がるところもあった。
・ロジックではなく醸成された空気感を読み取るところは共通する

矢野さん
・雰囲気を感じ取るところはわかります
・アウトカム思考 そういう言葉
・皆さんの話は興味深かった

恩田さん
・前日キーノートが開かなくなった・・・無事に終わって良かった
・プロジェクトは生もの、横の連携は大事

中村さん
・JBUGの登壇ははじめてで
・常松さんの話がちょうど自分の話の延長線上、有意義だった

常松さん
・いろんな方に少しでも届いてよかった
・実際には議論やうまくいかなかったこともあった
・向き合う勇気や工夫につながれば

谷山さん(ヌーラボさん)
・個人的にも非常に勉強になった
・以前はWebディレクターだったのでとても勉強になった
・デザイナーさんの役割は大事
・チームビルディングの観点は勉強になった

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