![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85475375/rectangle_large_type_2_f046f9e4b30561ecb60de5398fbefddc.png?width=1200)
【食レポ】みよしの餃子開封の儀
北海道の微妙なグルメの食レポ第五弾は「みよしの」の餃子です。北海道と餃子って、あんまり結びつきませんが札幌市を中心に30店舗弱を展開している餃子が売りの飲食店が存在します。今日は、その「みよしの」の「おみやげぎょうざ」を紹介してみようと思います。
みよしののヒストリー
「みよしの」は株式会社店フードサービスがフランチャイズ展開する飲食店で餃子のほか、カレー、店舗によってはラーメンを提供しています。1967年に札幌の狸小路で餃子専門店としてスタートし、牛丼チェーンが北海道に進出するまでは安くて手軽な食事として人気を博しました。
1977年にはカレーもメニューに加わり、店舗も埼玉県にまで広げています。(現在は撤退)
いまは札幌市の他、恵庭、千歳、苫小牧、そして旭川に店舗展開し、店舗によっては全国でも珍しい餃子のドライブスルーも用意されていたりします。
ドライブスルーで買ってみる
今回買ったのは苫小牧店。ドライブスルーがある店舗なのでドライブするー初体験をしてみました。
国道沿いにある店舗に車を入れるとドライブスルーの表示。ほぼマクドナルドと同じ要領での注文です。注文できるのは餃子12個の「おみやげぎょうざ」と「ぎょうざ弁当」「カレー」などいろいろなメニューがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1661434739765-84cy3gJcR9.png)
「おみやげぎょうざ」1人前は530円で12個と、かなりボリュームがあるので、ちょっと注意です。注文してから前に進み精算を済ませ、焼き上がりを待ちました。
わりとコンパクトな箱に入って、袋に入った餃子が手渡されます。
中からは餃子のいい匂いがしています。
さっそく家に帰って昼ごはんとしていただきました。
みよしのぎょうざ開封の儀
餃子は1人前(12個)ずつ、ぴっちりとしたビニールの袋に覆われています。そして表にはしっかりと調理日が印字されたラベルが貼られています。スタンダードなような気がしますが見てみると個性的な印象を受けるパッケージングです。
![](https://assets.st-note.com/img/1661435488055-YQqqkXBYDJ.png?width=1200)
まずは表側のビニールから中の箱を取り出します。文房具を入れるようなビニール製の袋は片側でセロハンテープできっちりと止められています。このセロハンテープを剥がします。(意外に大変)
![](https://assets.st-note.com/img/1661467501334-6KV07j05fr.png)
そうすると中から「みよしの」のロゴが描かれた。紙製の箱を覗くことができます。宇都宮の正詞の箱にも似ていますが若干、高さが低い気がします。
そこからずずずず・・・とビニール袋から箱を引きずり出します
![](https://assets.st-note.com/img/1661467611680-k1lHVP0at0.png)
中から箱が見えてきます。紙箱の蓋には冷めたときの再加熱の方法が書かれています。別の紙だと見落としたり、なくしたりするのでこれは合理的ですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1661467847421-JYaRkEnt5Q.png)
ついに紙の箱が全容を現します。
蓋の部分は下の箱と一体型ではなくコの字になった分離するタイプです。とくにセロテープとかによる固定もありません。だからピッチリしたサイズのビニール袋で箱と蓋を固定しているのです。これでピッチリしたビニール袋に入っている理由がわかりました。・・・・・なるほど
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85494657/picture_pc_4eee9c1c382d3499ced149a01c371692.jpg?width=1200)
つぎに蓋を取り外します。
すると中から半透明のスチロール的な素材のカバーと、その上に乗ったタレが現れます。中の餃子の色が薄っすらと見えていて食欲を促します。
![](https://assets.st-note.com/img/1661468828952-t1i6bjOm2U.png)
そしてこのシートを外すと、いよいよぎょうざとのご対面です。
みよしのぎょうざ食べてみた
![](https://assets.st-note.com/img/1661468885727-lGoqxXdPvm.jpg?width=1200)
おいしい餃子といえば、最近は焼麺がパリッとした餃子のイメージですが、みよしのぎょうざはその真逆で「びろーん」とした皮の餃子になっています。たいていの人は箱を開けた瞬間にそれが認識できると思います。パリパリの餃子に慣れている人であれば「まずそー」と思ってしまうかもしれません。
思い出してみると北海道で過ごした昔のぎょうざの記憶はこういった感じでした。良くも悪くも自分にとっては昔の餃子です。
うどんも讃岐うどんがもてはやされ、「コシ」が重要とさんざん言われましたが、その真逆を行く伊勢うどんみたいな「びろーん」としたうどんも捨てがたいものです。
みよしののぎょうざも、そういった感じです。
説明を見ると材料には珍しいことに卵を使用しているらしいです。食べてみてはっきりと卵を意識させられることはないのですが、このあたりが味としての特徴を出していそうです。
実食してみると「びろーん」としたワンタンにも似た皮の独特の触感と中の肉汁が溢れる餡のマッチングで独特のおいしさを醸し出しています。
北海道の家庭でもパリッとした皮の羽つき餃子が普及している中、まさに「無性に食べたくなる」味なのかもしれません。
美味しくいただきました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85476196/picture_pc_9a7b1cd6ffcae7c3214f3d9ba5980d9f.jpg?width=1200)
いいなと思ったら応援しよう!
![keita](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21613933/profile_b17fdc5ba49381fafd459e260bf35443.jpg?width=600&crop=1:1,smart)