【食レポ】葬式の中華饅頭
北海道と言えばグルメ王国というイメージですが、今回も北海道の観光客にはなかなか目に入らない微妙なグルメをお送りします。今回ご紹介するのは「中華まんじゅう」。北海道では葬式のときに出されるまんじゅうとして一般的な三日月型のまんじゅうです。
中華まんじゅう
中華饅頭はどら焼きの皮みたいのであんこを包んでバナナや三日月のような形にしたおまんじゅうです。北海道ではお葬式のときに黒斑などと一緒に出されたりしているまんじゅうです。調べると北海道以外の地域にも広まっていているようなのですが、北海道程ポピュラーではないようです。
このぜんぜん「中華」の香りがしないまんじゅうですが由来としては小麦と卵と砂糖の生地のことを「ちゅうか(中皮)」と呼ぶようで、そこから来ているそうです。
今回買ったのはセイコーマートで、カウンター前に他のまんじゅうと同様に置かれていました。他の場所だと和菓子コーナーにあるとは思います。
さっそく開封の儀
買ってきてからさっそく開けてみると、中からは普通にどらやき的な香りが立ち込めます。特に香料とかはなく、ほんとうに甘いカステラとあんこの香りしかしません。見た目もどら焼きよりも少し薄い色をしている三日月型で、長さは12センチくらいです。記憶ではかなり大きな20センチ以上のものもあった気がします。
半分におってみると、皮の厚さは5〜7ミリくらい。どら焼きよりは明らかに薄く、まんじゅうよりも明らかに分厚いです。
食べると予想通りのほぼどらやきといった味で、甘みもそんなに強くあはありません。ちなみにあんはこしあんでしたが、つぶあんのタイプも有るようです。
まぁ特に美味しいものでもないですが、まんじゅうが嫌いでなければ美味しく食べられます。ハズレは無いかと思います。
ちょっと巨大なやつにもチャレンジしたい気もしますが、食えなかったときの被害を考えると厳しい気がします。
コンビニで見かけるものは小さいタイプなので興味ある方はぜひ食べてみてください。
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