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砂糖スティックのデザイン

喫茶店でコーヒーを注文するとソーサーの上にそっと置かれた砂糖が目に入る。さりげないものではあるが、観察してみると面白い。最初は旅の思い出としてホテルのロゴの入った砂糖スティックを持ち帰っていた。しかし集めているうちにコーヒーカップのそばにさりげなくいる砂糖の存在に惹かれて収集を始めた。お店のロゴが入ったものや、広告みたいなデザインを施されたデザインもある。気がつくと結構な量になってきたので、整理も含めて紹介していこうと思う。

サイズ      

大きく分けて、二種類に分類できる。正方形や長方形の形をした平らな形をしたタイプと、細長いスティックタイプである。

ヨーロッパのお店では比較的長方形の平たいタイプが多い。面積が大きいので、お店の電話番号などの情報がプリントされていて、ショップカードのような役割を担っている。

一方で日本のカフェでは細長いスティックタイプの砂糖を多く目にする。指でつまみながらスムーズに砂糖の量を調節ができるのが機能的で良い。

下の写真はイタリアのコーヒーブランド「illy(イリー)」のデザインである。2015年に開催されたミラノ万博を記念したデザインになっていて、ついつい全種類集めたくなってしまう。

イタリア人のこだわり

コーヒーに砂糖を入れる。                       このシンプルな行為にも強いこだわりを持つイタリア人。
小さいカップに半分ほど注がれたエスプレッソ。
そこにイタリア人は結構な量の砂糖を入れる。
それを混ぜて均等に甘さを揃えて飲む人。                反対に混ぜずに最初はコーヒーの苦味を楽しみ、最後にカップの底にたまった砂糖をスプーンで口に書き込む人。
砂糖ひとつでも自分のコーヒーの楽しみ方を持っている。

終わりに

今回はほんの一部の紹介になってしまいましたが、是非皆さんも普段何気なく入るカフェの砂糖スティックのデザインに注目して見てはいかがでしょうか。意外な発見があるかもしれません。

ありがとうございました。

今後も様々なデザインを紹介していきたいと思います。


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