Apple Distinguished Educator Class of 2023 に選出されました!
Apple Distinguished Educator(ADE)とは,Appleのテクノロジーを活用して教育現場の変革に努める教育者であり,Appleが認定した教育分野のイノベーターです。
#1995年スタート
何事もタイミングだなぁと。
たまたま登録していたメールでADEの選考が始まったことを知り,すぐに行動しました。
#2年毎に選考があるみたい
存在は知っていたけど,いつもタイミングが合わず(というか見逃していて),初めてのトライでした。
結果が出るまでの数週間は,Appleのロゴ(←これ)を見るたびに,選考のことを思い出してはそわそわしていた気もしますが笑,以前ADEに選出された先輩から「最近は滅多に選ばれない」と聞いていたので,期待半分,諦め半分で待っていました。
(知り合いに「まだ連絡ないの? ダメだったんじゃない?」と言われて,「大した努力もしていないお前に言われたくない。黙れ」と感情をぶつけたことは内緒です笑)
動画自体,20分ほどで作製したものなので,ちょっとしたトライくらいのつもりでしたが,どうせなら選ばれたいじゃないですか。
#本音
そして,4月19日朝。
寝ぼけ眼でスマホのメールをチェックすると,ADEの文字が見えました。
Appleが好きで,Apple製品を使い続けて,授業改善を繰り返し,スタバでMacを開いてドヤる生活が報われた瞬間です。笑
選考方法
選考に大きく影響するのが,2分間動画です。
動画自体は20分ほどで作り終えましたが,何が正解なのか分からないので不安もありました。
動画の内容について特にルールはなく,とにかくクリエイティブでイノベイティブであることが求められます。
英語と日本語,どちらで話そうか悩んだのですが,日本語(母語)で撮影しました。
#スクリプトを考える時間を取れなかったので即興
授業の様子だけでなく,普段から生徒がiPadを使用している場面を切り取って動画にしていきましたが,改めて自由に使用できる環境がどれだけ素敵なことかが分かりました。
授業中のあらゆる活動で使用するのはもちろん,休み時間にYouTubeで好きなアーティストの音楽を共有したり,自分で音楽や動画を作成したり,オンラインゲームで盛り上がったり,友人と写真を撮ったり,研究に関する資料を集めたり,メールを書いたり,調べ物をしたりしています。
「タブレット使用にはルールが必要」「持ち帰りはさせない」「壊れたらどうするんだ」というしょうもない声が未だにありますが,それらに対する回答は「黙れ」です。
#口が悪いぞ
個人アカウントを配付していない(本来あるはずなのに生徒に渡していない)のも話になりません。
#おい
#口が悪いぞ
また,閲覧できるウェブサイトを過剰に制限していては,何の役にも立ちません。
#もう
#何も言うまい
GIGAスクール構想の狙いや,デジタル・シティズンシップの意味を理解して,学校として,保護者として,地域として,変わるべきです。
そんなことも含めて,今後はADEとしても,さらに仕事に尽力していこうと思います。
𠮷水
大学のホームページでも紹介していただいたので,読んでいただけると嬉しいです!