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書籍紹介: Big Things どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?
こんにちわ!
社会人ラグビーチームでS&CコーチをしているKeithです。
久しぶりの記事の投稿になってしまいましたが、
このnoteでは『不定期で』
・スポーツ現場で働きたい学生
・スポーツ現場で働いている専門家
向けに記事を書いていきたいと思っています!
今回は書籍の紹介。
Big Things どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?
ベント・フリウビヤ/ ダン・ガードナー 著、櫻井裕子 訳
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Big Thingsは遅れるもの
本著を読む前の自分の印象は
『大きなプロジェクトはだいたい遅れるもの』『また、予算も超過するもの』
というものでした。
というか、予定通りいくものなんか無いでしょうぐらいに思っていました。
実際、その通りの事例が本著には沢山ありましたし、著者が言うところのBlackSwanという当初の予定よりもコストが莫大に超過した事例などもありました。
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ただ、本著にはその真逆。
巨大なプロジェクトなのに予定通りの期間に終わり、コストも超過しなかったものの事例もありました。
そして、ITプロジェクトからビルの建設まで幅広い事例の中で、
『そういったプロジェクトには共通していることがある』事も書かれていました。
もちろん、その逆も然りで『上手くいかない理由も共通している』事があって、
例としてのオリンピックの話は
『確かにそれはうまくいかないよね(笑)』と納得できたものでした。
自分がそんな巨大なプロジェクトに関わることは無いでしょうが、
それでも自分の人生にとっての大きなプロジェクトに取り掛かる時に注意するべき点を学べたのは個人的には大きかったです♪
印象的な3つのポイント
プロジェクトを予定通りに進める為のポイントはいくつかあったのですが、個人的に特に印象に残った3つは
・ 何のために、何故やるのかを明確にする
→ 政府や国主導で行う巨大プロジェクトだと担当している政治家の人が『自分の名前を残したい!』という欲や見栄の為などのために行う事があるそう。そうでは無く本来の目的と理由を明確にする事が大切。個人のプロジェクトで仕事を始める時でも『ただお金を稼ぎたい!』なのか『地域社会を良くしたい!』では(どちらが良い悪いでは無く)違ったものができるでしょう。
・試行、学習、反復を繰り返す
→ 小さく試してみて、学んで、それを繰り返すという事なのですが、建築にしろ、新商品にしろ、いきなり完成品を作り始めるのでは無く、リスクが少ない範囲で試して試行錯誤してみる。スモールスタートしてみるのが大きく失敗しないコツという事ですね。
・経験、実践知を大切にする
→ 繰り返しから学んだ経験や、先人の方が築いてきた実践地を大切にしてそこから学ぶという事なのですが、毎回開催地が変わり、『前回やその前は〇〇の様にした』という『経験値が全く活かされない巨大プロジェクトのオリンピック』がコスト超過する最たる理由がコレですね。
まとめ
今回は
・Big Things どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?
という書籍を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
仕事で巨大なプロジェクトに関わる人で無くても、
自分の人生に時々現れる『自分にとっての大きいプロジェクト』の為にも学ぶ事は多いと思うので、おススメです!
最後まで読んで頂きありがとうございました♪
宜しければスキやフォローをお願い致します🤲
編集後記:
久しぶりの記事だったので意外と時間がかかりましたが、やっぱり読んだ本をまとめたり、記事を書くのは自分の考えをまとめるのに良い習慣だと感じています♪