SCコーチの最優先事項
こんにちわ!
社会人ラグビーチームでヘッドS&CコーチをしているKeith(キース)です。
今日はホーム、花園ラグビー場でマツダスカイアクティブ広島との試合でした♪
仕事へ行く前に更新しようとしていたのですが、
結局できずに更新が夜になってしまいました💦
今日は
SCコーチの最優先事項
というタイトルで記事を書いていきたいと思います!
SCコーチの仕事
まだまだ一般には浸透していないとはいえ、
色々なスポーツ現場でSCコーチの方々が働かれています。
その仕事内容はスポーツによって変わるでしょうが、
主には
ストレングストレーニングで筋力を上げたり、
筋肥大をしたり、
パワーを上げたりする事。
そして、ランニングフィットネスやバイクのフィットネスプログラムで
持久力を向上させる事が主なものでしょう。
ラグビーの様にGPSを使用して選手のトレーニング負荷を管理したり、
それを元にコーチと練習の強度、シーズンのスケジュールなどを調整したりする時もあったりします。
私の様にATの資格を持っているSCコーチはリハビリに関わる事もあるかも知れませんね。
求められている事
では、一般的なSCコーチの仕事内容を確認した所で、
もう一度立ち止まって考えたいのが
『チームから何を求められているのか?』
という事。
・筋力を上げる事
・持久力を上げる事
・パワーを上げる事
・体をデカくする事
これらをチームは、監督/コーチは求めているのでしょうか?
例えば学生スポーツであれば、
・トレーニングを通しての規律
・ケガに繋がりにくい体の使い方
・ただただキツい事、厳しい事 (コレは無しにして欲しいですが…)
などを求められている事もあるかも知れませんね。
ただ、どれもスポーツチームがSCコーチを雇う理由の本質では無いと私は思います。
SCコーチの『仕事の本質』はストレングストレーニングやフィットネストレーニングを通して、選手のパフォーマンスを最大化する事。
それしかありえません。
パフォーマンスが全て
もちろん、選手のパフォーマンスが良かったとしても試合に絶対勝てる訳ではありません。
自チームの選手が100%のパフォーマンスを出したとしても相手チームが101%をだせば負けてしまいますし、
相手の90%がこちらの101%よりも上では勝てません。。。
それでもやっぱりSCコーチの仕事の本質は選手やチームのパフォーマンスを最大化する事。
ただただキツイ事をして、
ただただ重いものを持ち上げさせて、
ただただフィットネスプログラムをさせていればパフォーマンスが上がるのでしょうか?
そんな事はあり得ないですよね。
極論をいえばストレングストレーニングをせず、
フィットネスで走らない事でその選手やチームのパフォーマンスが最大化するのであれば、そうすべきです。
何故ならスポーツのパフォーマンスを最大化する為に選手はストレングスもフィットネスも行っているから。
それをした事でもしパフォーマンスが下がるならばするべきでは無いのです。
もちろん、長期的に見た時と短期的に見た時で状況が変わる事はありますが、基本は変わりません。
まとめ
結局の所、SCコーチの最優先事項とは選手のパフォーマンス。
それを如何に最大化するのかという所がポイントです。
その為の手段としてストレングストレーニングがあったり、
フィットネスのトレーニングがあったり、
規律を守らせたりするだけ。
もし、SCコーチが選手にやらせている事がパフォーマンスアップや
パフォーマンスの最大化に繋がっていないのであれば、
それはただの自己満足でしかないんですよね。
選手のパフォーマンスを上げるために何をすべきなのか?
という本質からブレない様にしながら、私も頑張っていきたいと思います♪
最後まで読んで頂きありがとうございました!
このnoteでは毎週水曜日に書籍の紹介、日曜日にトレーニングやスポーツ、身体に関わる専門家向けに考え方やトレーニングについての記事を
書いていきたいと思っています♪
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編集後記:
公式戦の前にはアカデミーのU10 ,U12, U15の試合もあって盛り沢山の一日でした。。。
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