『外れ値』に集中し過ぎない
こんにちわ!
社会人ラグビーチームでヘッドS&CコーチをしているKeith(キース)です。
昨日は秩父宮でチームの公式戦でしたが、無事に勝利しました♪
応援して頂いた皆様、ありがとうございました。
今日はあるSNSの投稿を見て感じた
『外れ値』に集中し過ぎない
というタイトルで記事を書いていきたいと思います。
『間違い』では無いのかもしれないけど
私がこの記事でいう
『外れ値』=統計学において他の値より大きく外れたもの。Outlier。
のイメージとしては
・特殊な食事の仕方
・細かな部分に特化したトレーニング
・一般的でない睡眠に対する考え方
など。
もちろん、その一つ一つには理論があって、
それがピタッと合う人もいる事は事実だと思います。
しかし、それはあくまでも『外れ値』
・多くの方がそれには当てはまらない
・もしくは、それよりも前にする事がある
と私には思えて仕方ありません。。。
冒頭に書いたSNSの投稿を見て思ったのも、
『そんな事よりも、もっと集中して取り組まないといけない事あるだろう』
というものでした。
ただ、トップ選手というのは『外れ値』でもあります。
私たち一般人からすればあり得ない身体能力を持っていますからね(笑)。
一番分かりやすい例えは花園近鉄ライナーズに所属するSanila Waqa選手。
完全に一般社会では『外れ値』です。
・身長202㎝
・体重120㎏
・トップスピード 秒速9m以上
こんな人がたくさんいたら大変です(笑)。
しかし、こんな人がゴロゴロいるのがトップチームでもあったりしますが、それはまた別のお話。
ショットガン>スナイパーライフル
例えば
・貴方(トレーナーやクライアント)
が
・ゾンビ(日常生活やパフォーマンスの課題/制限している要因)
と戦っている世界にいるとしましょう。
そして貴方が選べる武器は二つ。
・ショットガン=『栄養、休養、トレーニング』の超基本的な事。
・スナイパーライフル=難しい課題に対処するためのもの。
大量にやってきている一般的なゾンビたちに貴方はどちらを使いたいですか?
多くのゾンビをできるだけ効率的にやっつけるには多くの部分にダメージを与えないといけない。
それには弾が拡散して、色んな所に当たるショットガンの方が効果的ですよね。
そんな中、ゾンビの中に特殊な奴(外れ値)がいる事が分かりました!
こいつが悪さをしていてなかなかゾンビの量が減らなかったり、
味方がダメージを沢山受けたりしまっている。。。
しかし、特殊ゾンビにショットガンだけでは効きません。
なので、スナイパーにお願いをしてスナイパーライフルでヘッドショットをしてもらう。
というのが、私がイメージする『課題』に対する考え方です。
ゾンビの例えが分かりにくかった場合は申し訳ありません(笑)。
まとめ
色々な課題や問題が日常生活をする一般の人にも、トップ選手にも起こります。
その中には『外れ値』が原因になっている事も
もちろんあるでしょう。
しかし、『外れ値』はあくまでも『外れ値』。
それにばかり集中してしまうと、
基本的なトレーニングをせずに細かな方法ばかりに注力してしまったり、
5大栄養素のバランスが崩れて偏りが生まれてしまったり、
睡眠をとらずに他のリカバリー器具を使ってしまったりする事に繋がります。
専門家は『木を見て森を見ず』にならない様に日常生活やパフォーマンスを阻害する原因に対処していきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
このnoteでは毎週水曜日に書籍の紹介、日曜日にトレーニングやスポーツ、身体に関わる専門家向けに考え方やトレーニングについての記事を
書いていきたいと思っています♪
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編集後記:
今日は人生の一大イベント。自分ができる事はこれまでと変わりませんが、
さらに気を引き締めてこれからもやっていこうと思います!
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