NSCAジャパン 設立30周年記念イベント
こんにちわ!
社会人ラグビーチームでヘッドS&CコーチをしているKeith(キース)です。
今日は水曜日なので書籍の紹介なのですが、番外編という事で視聴期限が昨日までだった
NSCA ジャパン設立30周年記念イベント を視聴しての感想をつらつらと書いていきたいと思います♪
視聴開始が1月23日という事もあり、すでに観られている方も多いかも知れませんね♪
基調講演: 石井直方氏 筋力トレーニング研究の過去・現在・未来
トレーニング界では超有名な石井直方先生の基調講演。
私はバックグラウンドがATという事もあり、
数年前まで石井直方先生の事は知らず、著書もあまり読んだことがありませんでした。。。
そして、講演を聞くのも今回が初めてだったのですが、
研究と実践の第一人者なんだ!と改めて感じました。
多くの方にとっては何を今更…という感じかもしれませんが(汗)。。。
講演の内容はタイトルの通り
これまでの筋力トレーニングの研究や今後についてのお話だったのですが、
今では当たり前とされている事が昔はそうでは無く、
実践知としてはあったかもしれないけれど、
研究によって有効性が証明されていく過程を知る事ができました。
また現在は海外でも『BFR(Blood Flow Restriction 血流制限)トレーニング)』や『KAATSU』としても知られる加圧トレーニングの理論や研究、
数年前に石井直方先生が発表された「スロトレ」の理論や研究も紹介されていたのが興味深かったです♪
アスリートトークセッション
第2部は『アスリート トークセッション』という事で
前日本柔道監督の井上康生氏と柔道日本代表チームに関わるS&Cコーチの方々の座談会といった内容でした。
これが個人的にもビシビシと刺さる内容でした!
柔道とラグビーという違う競技ではあるものの、
・文化を根付かせる事の大切さ
・何のためにトレーニングしているのかを忘れず、ブレない
・選手がどうなりたいのか?を大事にしてプログラムを組む
などは共通する部分でもあり、電車の中で見ていて思わず唸りそうになりました(笑)。
その他に
・軽量級の選手は除脂肪体重(筋量)が多すぎる事が問題になる時があるから『自分にとって適正な体重と筋量』を見つける事が大切
・女子選手や軽量級の選手は『階級が上の選手と練習する事が筋力トレーニング』になる
・井上康生氏が現役の時に筋力がつき過ぎて、それに頼ってしまい技術が活かせていない感覚があった
などの話も面白かったですね♪
また、話の内容と合わせて印象に残ったのが、
全日本柔道の監督という役職的には一番上の方とS&Cコーチという柔道のコーチでは無いスタッフの関係性がとても良好そうに見えた事。
トークセッションの中でもありましたが、
井上康生氏前監督が他のスタッフを信頼して、任せているというのが感じられました。
トップがスタッフの仕事を信頼して任せるっと言うのは簡単ですが、
実践するのはなかなか難しいと思いますからね。
結果を求められる現場であればあるほど、どうしても管理したくなるのがトップだと私は思うので。。。
まとめ
今回は番外編という事で昨日が視聴期限だったNSCAの設立30周年記念イベントを観ての感想を書かせていただきました。
無料だった今回の講演とトークセッション。
個人的には全然有料でも良かったなぁと思える内容でした!
残念ながら視聴期限はもう終了してしまいましたが、
今回の動画で学んだ考え方をまた自分の現場で活かしていきたいと思います♪
最後まで読んで頂きありがとうございました!
このnoteでは毎週水曜日に書籍の紹介、日曜日にトレーニングやスポーツ、身体に関わる専門家向けに考え方やトレーニングについての記事を
書いていきたいと思っています♪
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編集後記:
朝から長男が嘔吐してしまい、かなり焦った一日のスタートとなりましたが、午前中にはもう回復してお昼も食べれていたので一安心です♪
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