■アメリカ留学中のお話〜Part 4〜

留学中、ボランティアにも参加した。

清掃活動が多かったような気がするが、その中で1つ印象に残っているボランティア活動がある。

内容としては、食べ物の支援が必要な家庭やコミュニティに対して支援を行っている団体が主催していた活動で、お家をまわり、缶詰めなどの保存食の寄付を呼びかけて寄付を募るというもの。チラシと袋を手に、歩き回る。(ボランティア活動の正式名称は忘れました…。)

チラシとビニール袋を渡され、笑顔で"いってらっしゃい!"と言われた後、出発した。さてどうするか…。

手渡されたチラシに目を通し、戦略を錬る。

訪問の際には活動の趣旨を説明する訳だが、"短時間でどのようにして相手に活動趣旨を伝えるのか"、"どうすれば活動に賛同してもらえるか"、"どうすれば快く食料を寄付してもらえるのか" 等、訪問する度に、少しずつ軌道修正していく。基本的にノンアポでの訪問となるので、当然お断りされる事もあり、相手の表情や言葉遣いも観察しながら進めていく。そして、ビニール袋が一杯になれば、本部に戻り、新しいチラシとビニール袋をもらう…。約半日ひたすらこれを繰り返す。基本的に活動中は徒歩なので、良い運動にもなり、翌日はふくらはぎとつま先が見事に筋肉痛になった…苦笑。

日本では経験のない活動だったが、内容の濃い半日を過ごせた。ハートも強くなった気がした。

この経験は図らずしも、営業としての仕事(飛び込み営業etc...)にも活きている。

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