Vol.44 お子ちゃまPTとお子ちゃま介護福祉士 その2~あれから1年〜(スピッツ「見っけ」)
以前書いたnoteの続編を書くのは初めてです
それはふとしたきっかけでした…
「前言撤回」
彼が会社を辞めるとき
「理学療法士は介護福祉士より食っていける」だの「早くいい(値段)の車乗り回したい」だの言っていました…
あとから私も色々発達障害について学びわかったことですが
彼は(グレーゾーン)ASDの中でも尊大型かしら…?と思っていました
ASDのタイプ(4つ)の詳細はこちらをご参考ください↓↓↓
ついこの間買い物をしていたら、その彼に偶然会いました
立ち話もなんだからと近くのカフェに駆け込み、1時間もずっと休むことなく話していました(男同士なのに…やはり同じ特性同士だからなのかな…)
実際クリニックでの業務も大変で、私が働いている職場よりもゆっくり休めないそうで…
でもやりたいことはほぼ出来ているそうです
ただやはり給料は私の今の賃金と本当にさほど変わらないそうで…
(介護員に対する公からの補助金が今年からまたさらに増えたのでそれも一因だと思います…)
仕事も6連勤が結構あるらしくキツイそう…
「前言撤回するわ」
その言葉が彼から出た瞬間びっくりしました
「理学療法士として働く中で、介護って大変だなって思った」「理学療法士で食っていくの結構大変」「介護経験してたからこそ冷静に対処できた部分もある(失禁に対しての処理等)」
そう気づいたそうです
新たな「見っけ」
色々な症例・患者さんを見てきたそうですが
子供と介護を要する高齢者に対するリハビリケースがほとんど無いそうで…ゆくゆくは私の施設にお邪魔したい、オレの持ってる知識技量を活かしたいと言っていました(彼にとって私の職場が居心地良かったようです)
外に出ると、新たな「見っけ」があるのですね
それを改めて彼から学んだ気がします
彼から改めて学び、私がで発信したい思い
ASD(グレーゾーンも含めて)なんて、どうせ何にも変わらないでしょと思っている方もいるかもしれません
障害と呼ばれているので、骨折等みたいに完治するわけではありません
でもその悪点をいくらでも小さくすることはできます
それは何かに気づくきっかけがないと大きく変わません
それを彼が教えてくれた
そのきっかけは人それぞれ
それが明日見つかるかもしれない、1年後、10年後かもしれない…
発達障害当事者として私が伝えたい強い思いです
発達障害当事者の皆さんに新たな「見っけ」が見つかりますように…
そういえば…彼と見に行こうって言っていたスピッツのホールツアーは中止になり、コロナ禍で開催されたアリーナツアーは互いの職業柄行けなかったし
コロナ禍が完全におさまったら彼とスピッツのライブがみたいな…という余談を添えて(笑)
それではまた来週〜👋🏻
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