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美しさに魅力された原点

いつからだろう?

見えない世界に興味を持ったのは…

いつからだろう?

世の中がおかしいと思い始めたのは…

いつからだろう?

誰か人生の答えを教えてくれないかと思い始めたのは…


ふと自分の人生を振り返っていたら、思い浮かんできたのは美輪明宏さん。


今から15年以上前、『オーラの泉』という有名な番組に出演されておりました。

当時の私は中学生くらいだったはず。

どちらかというと最初は、江原啓之さん目当てで見ていた番組でした。

確か母親が江原さんの本を読んでいた影響から知ったのだと思います。

同時期に大流行していた細木数子の『ズバリ言うわよ』とか『幸せってなんだっけ』も好きで見ていました。

占いに答えを求め、スピリチュアルな世界に答えを求め、のめり込んでいた頃が懐かしいです。

結局江原さんも、細木さんも、今では全然情報に触れていませんが、私が外部の人間のコンテンツに触れる、勉強するといった活動を始めた原点だったのではないかと今では思います。


美輪明宏さんとの出会いは何だったのか。

それは、ある一冊の本を購入してみたことがきっかけでした。

それが『美輪明宏のおしゃれ大図鑑』


どうして買うことにしたのか、全然記憶にありませんが、確か今から10年くらい前、高校卒業後の18歳くらいの時に買いました。

当時はやることなす事上手くいかず、バイトに全然受からずニートになってしまったり、俳優養成所でも皆の気持ちがバラバラになって問題ばかり起こったり、大学に進学出来なかった苦しみに耐えられず、毎日が辛くて辛くて暗〜い気持ちの時期が続いていました。


そんな時期だったのでおそらく、何か人生を変えたくて手にした本だったと思いますが、オーラの泉は江原さんばかりを見ていたので、美輪さんがどれくらい凄い人かは全く分かっておらず…

記憶にあるのは、オーラの泉に出演するよりもずっと前に、今は懐かしき『篠原ともえ』とグルメロケの番組に出演していた姿。


ロケで訪れたお店で出された料理を口に入れた瞬間、眉間にシワを寄せ、口元を手で隠し、いかにも不味そうな表情をする美輪さん。


篠原「不味かったですか?…」


緊張する篠原に対して美輪さんは…


美輪「…美味しい」

現場に一気に沸き起こる笑い声。


何なんだこの人は?

髪色が似ている瀬川瑛子と何が違うんだ?

大御所で偉い人なのか?一体誰なんだ?

そんな不思議な印象を抱いたままオーラを泉を見ていたのですが、本の内容を見た私はおったまげました!!


私「凄い…江原さんよりずっと凄い人だ…」


初めて知ることばかりの衝撃的な内容の数々に、なぜオーラの泉の放送中に、美輪さんの凄さに気づかなかったのだろうと後悔しました。


・世界中の天才たちが日本の文化に尊敬と憧れを抱いていたこと

・実は今より昔の方がずっとおしゃれで洗練された文化があったこと

・でもそんな日本の古き良き文化は、大東亜戦争の5年間で軍国主義に否定されてしまったことなど…


当時の私は、アメリカが大好きで、日本に対してはいわゆる自虐史観を持っていましたから、自分の中の世界観、価値観が180度ひっくり返るような大きな衝撃を受けました。


その後は、美輪さんの他の本も買い漁って読んでいき、舞台公演にも足を運ぶようになりました。

もちろん、周りはほぼ全員女性!

男性は片手で数えられるくらいしかおらず、しかもカップルとして連れて来られている人ばかり。

一人で来ていて、ましてや10代など私だけでした。

一度会場を間違えて、全然違う講演会の入り口でチケットを渡したら、

「はッ?」

と言われて恥をかいたこともありました(笑)

でもそうやって美輪さんのコンテンツに沢山触れていく中で、


・もっと日本を見つめ直したい

・もっと昔の日本の美しい文化に触れたい

・もっと世の中の真実を知っていきたい


そんな気持ちが大きくなって、美輪さん以外の人の本も沢山読んだり、セミナーや講座にも参加するようになっていき、そして今のメンターやコミニティに出会うことが出来ました。

人生の終着点についたわけではなく、人生まだまだこれからですが、苦しんでいた18歳の頃、美輪さんの一冊の本が私の人生を導いてくれたのだと思います。


今回は自分の価値観や行動の原点を思い出してみました。

正直私の人生なんて、本当に凄い人たちからしたら幼稚園児と社会人くらい差があると思いますが(笑)

あなたにとって人生を導いてくれた一冊の本、アニメや映画、人との出会いはどんなでしょうか。


『心に栄養とビタミンを』


美輪さんが仰るように、あなたの心がたくさんの栄養に満たされた人生へと導かれていく事を祈っております。

ではまた次回!



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