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🇬🇧ウッドストック:オックスフォードシャー博物館に展示されているテディベア
先日のnoteでシェアしたベアの展示の続き
詩人のジョン・ベッチェマン氏が生涯大切にしていたテディベアのアーチー&ゾウのジャンボの他にも、さまざまなテディベア(ぬいぐるみ)が展示されていまして、今日はそれらについての記事をシェアしました🐻
🇬🇧ウッドストックにある群(市?)所有のオックスフォードシャー博物館の展示会の一部で、郡内の家庭から集められた20体のぬいぐるみが展示されている。
それぞれのテディベアにそれぞれの大切なストーリーがあり、オックスフォードシャー郡議会のコミュニティ担当委員であるニール・フォーセット氏は、「住民が自分のテディベアの物語を語る『素敵な機会』になると思う。」とインタビューに答えていました。
例えば、その議会員の彼のテディベアはオーストラリア産で、彼が生まれたときに、当時オーストラリアで休暇を過ごしていた祖父母から贈られ、それ以来、大切な相棒なんだそうです。🧸
そして、この展示会で大切にされているベアには他に、ケイリー・ハーパーちゃんという少女のピンクのテディベアがございます🧸
1989年に生まれたケイリーちゃんは、生後7ヶ月で心臓移植を受けた当時英国最年少患者の一人です。6歳半でお亡くなりになってます😢
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心臓移植を受けた少女の母親のスー・ハーパーは言う「このテディベアは、ケイリーが生まれた日にパパからもらったテディベアです。」
「彼女がいま博物館にいるのは、臓器提供の意識を高めるためであり、ケイリーのクマがそれを象徴しているのです。」と、娘のテディベアを特別展に貸し出した。
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ケイリーちゃんとピンクのテディベア
展示されているクマはすべて、何世代にもわたって誰かの心に寄り添い、愛されてきたんですね。もちろん全てに名前があって、修理された子や少し糸が切れた子もいます。
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例えば大学時代一緒に過ごしたという思い出のクマや、代々受け継がれてきた80歳以上のアンティークベア、一緒にいろんな場所へ広く旅したテディベアなど。中には父が母へのクリスマスプレゼントとして、パブで仲間から買ったぬいぐるみをその息子さんがずっと大事にしてたとか。(しかもボクスホール・ヴィクターのトランクにたまたま居たのをパブで買ったっぽい😄)
なんだかとてもいい展示会ですね🐻
実際のテディベアや詳しいエピソードを、本当は直接見てみたいなぁ〜と思いました。
ちなみにアーチボルトはいちばん古くて現在114歳らしいです^^