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SEA で モノクロ

*SEA って?

それは千葉にある東京〇⚪︎〇○○ーシーのことです。
ここまで隠す必要があるのかは疑問です(笑)。

コロナが開けてクリスマスのイベントでも盛り上がっているところが、
実は モノクロ撮影にも最適 なんです。



*色々な世界を旅した気分になれる


様々な世界観がこの中で完結している のもの良い点です。
確かにパスポートしかなく、料金はお高めになりましたが、
世界旅行をすることを考えれば破格といえるお値段です。

さらにちょっと古い時代が再現されているのもポイントで、
建物には エージングと呼ばれる歴史を感じる処理 が施されています。

とはいえ、そこは作り物なので、カラーで撮るとちょっとと感じることがあります。
そこで モノクロの出番 です。


ちょっと古い時代が再現されているので街灯もおしゃれ


あえての電線だらけも絵になるのがモノクロの利点


モノクロは光と影で形を再現 します。
そんなシンプルなモノクロだからこそ、電線を撮ってみたくなる。そんな気分にもなります。
さらに 冬は空気が澄んでいる ので 光が美しくモノクロに最適 です。


*光を捉えるために影を見る


光といっても普通の人にはそれは見えません。光を知る手掛かりになるのは影と反射 です。


影の強さを見れば光の強さがわかる。冬の斜光線が作る影は大きく伸びるので分かりやすく、反射はアングルで変わるのでそれを意識するとコントラストをある程度コントロールできる


影を使えば省略にもなるので、その使い方がモノクロ写真のポイント


タイムレスなモノクロはタイムマシーンの乗って過去の世界をおとづれたような気分にもなれる


上の写真はちょっと大げさですが、影とボケで表現すると楽しく遊んでいる人が、昔の人々のように見えてきます。そんな 想像を巡らせるとモノクロ写真は楽しく なります。


*歩いて異国を旅する


歩いて回るだけでちょっとした世界旅行 をした気分になるのは、そんな異国情緒が用意されているからです。


アラブの世界に迷い込んだ気分に浸りながら撮影した1枚


さらにここはどこ?的な感じで後は想像力


*中望遠レンズが大活躍


このときに使ったのは中望遠レンズでした。中望遠レンズが得意なのは切り取り で、ボケを使いやすい 利点もあります。そんな得意なところを使って気になった場所を切り取ると自分だけの世界旅行のアルバムができます。


切り取ることで自分の好みやその日の狙いが整理できる


切り取るだけでなく世界を広げる第一歩は映り込みを使うこと


切り取りばかりでは単調になるので後から世界旅行アルバムを作ってもちょっと味気なく感じることになります。そのためにも 世界が広がるようなバランスでも撮影 しましょう。その変化を作るのは自分次第で、自分の動きで世界が変わります。


*画角を固定すれば動ける


今回のように 単焦点レンズ を使っていると 変化をつけるために動く 必要があります。動けば新たな視点に出会う ことがあって、シャッターを押したくなる気持ち も増えます。

この好循環を産むためにも潔く単焦点レンズ1本を試してください。



せっかくなので、アトラクションでの息抜きも忘れずに


また、次回




お供のカメラとレンズ

カメラ:FUJIFILM X-H1
レンズ:XF90mmF2 R LM WR


Keita’s Book SEA
佐々木啓太がまとめた SEA の世界

このBookは、佐々木啓太が個人で販売(本文28ページ 1,100円・税込)しております。お問い合わせは佐々木啓太まで。


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