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土木デザイン賞巡り8 グランモール公園
2018年、土木デザイン賞奨励賞を受賞した、グランモール公園に行ってきた。
横浜市西区みなとみらい3丁目に位置し、個性ある多くのビルや商業施設、道路に四方を囲まれている。公園は幅25m、南から順に「円形広場」から横浜アイマークプレイス前の「眺めの広場」まで約700m、一直線に整備されている。1999年に開園される。2015年より約2年かけて公園全体の再整備が実施された。
「円形広場」はさくら通
土木デザイン賞巡り7 はまみらいウォーク
2011年、土木デザイン賞優秀賞を受賞した、はまみらいウォークに行ってきた。
帷子川に架かっていて、まっすぐに日産自動車本社へつながる。横浜駅側は、端に支柱がなくそのまま建物につながっており、横浜駅の東口を進むと一気に開けた空間が現れる。
幅約10mの歩道橋の半分以上を覆うガラスの屋根により、直線かつよりスマートに架かっているのが印象的である。
ガラス屋根は、高欄の外側から円筒状にカーブし、
土木デザイン賞巡り6 西仲橋
西仲橋は、2017年、土木デザイン賞優秀賞を受賞。2014年3月に付け替えられた。
西仲橋は、東京都中央区の月島川に架かる橋長約40mの鋼単純合成床版橋である。もんじゃ焼きで有名な西仲橋商店街と勝どき駅を結ぶ街路に位置する。内部景観、外部景観ともに月島の町、文化への調和がなされていると感じた。
橋からは多くの屋形船が見られ、地域の賑わいを想像することができた。
全体として温かみのある色合いが
土木デザイン賞巡り5 大橋ジャンクション
2015年、土木デザイン賞 優秀賞を受賞した大橋ジャンクションに行ってきた。東京都目黒区にある。
大橋ジャンクションは、中央環状線と首都高速3 号渋谷線を高低差約70m を1週400mのループ2週でつなぐジャンクションである。
こういった設計を工学的に理解できるようにならなくてはと思う。(構造力学で学ぶ事項)
大気や騒音等による周辺環境への影響を低減のため、ジャンクションループ部、渋谷線に接続
土木デザイン賞巡り4 桜小橋
2019、土木デザイン賞優秀賞を受賞した桜小橋に行ってきた。
桜小橋は、朝潮運河に架かる橋長87.8mのPC3径間連続ラーメン橋。勝どきと晴海を結ぶ歩行者専用橋である。(個人的にはラーメン橋が一番好きな構造)
橋の全体シルエットは、緩やかな曲面を描き、薄い桁が浮いて見え、桁と橋脚が一体となった形状である。
カラフルな地覆タイルが印象的であった。(デザイン力なのか)
近隣の住宅からショッピン
土木デザイン賞巡り3 ログロード代官山
2016年、土木デザイン賞 優秀商を受賞したログロード代官山へ行ってきた。
ログロード代官山は、全長220mの東急東横線の地下化に伴う線路跡地に商業施設を設置した散策路である。
緩やかな勾配で蛇行しながら渋谷側へ向かう散策路は、かつて線路で分断されていた東西をつないでいて、人々の通り抜けが可能となっている。訪れた際も、幅広い年代の方が利用していた。
5つの商業施設が配置されている。どれも建物
土木デザイン賞巡り1 東京駅八重洲口開発 グランルーフ・東京駅八重洲口駅前広場
土木デザイン賞2017年優秀賞を受賞した、東京駅八重洲口開発 グランルーフ・東京駅八重洲口駅前広場へ行ってきた。
2013年9月にグランルーフが完成、2014年9月に駅前広場の整備が終了した。
【反対側の丸の内広場は歴史を象徴している。これに対し、八重洲口駅前広場は、未来性を象徴している】としている。
壁面緑化や植木など自然が多く、「光りの帆」としているグランルーフにより、包み込むような、奥
公益社団法人 土木学会主催「土木学会デザイン賞20周年記念 Talk sessions「土木発・デザイン実践の現場から」 第8回「土木デザインのすすめ 国土と風土の未来のためにいま必要なこと」」へ参加
2021年2月15日17:00~19:00、ZOOMで行われた、土木学会が主催の「土木学会デザイン賞20周年記念 Talk sessions「土木発・デザイン実践の現場から」 第8回「土木デザインのすすめ 国土と風土の未来のためにいま必要なこと」」へ参加した。第8回とあるが、私自身はこのTalk sessionに今回初めて参加した。
これまでの内容は下記の通り。
01,「都市のインフラのデザイ
都市防災その1
土木工学に求められていることの大きな軸として、
防災
がある。防災を工学の面から向き合うには、現時点でまだまだ未熟な私にとって、
先駆者の著書や論文から学び、それに対してどう考えるか
手段は他にない。
今後も学びの大きな柱となるだろう。
少しでも学術的な考えを増やしていきたい。
そんな大学生活にしたい。
台湾で日本が用水路をつくる
講義内で、アニメ映画化された「パッテンライ 八田與一」を見させていただいた。大正時代、台湾の人々の生活を豊かにしようと奮闘した日本人技師「八田與一(はった よいち)」の感動秘話が紹介されている。台湾と日本間では色々な歴史があるが、今も語り継がれる八田氏の人情味溢れる姿勢は、台湾と日本の固い絆、そして日本人としての誇りを再確認させられた。