ここは三重県鈴鹿。椿大神社。それと衰退と繁栄。
先週の木曜日のことになるけど、愛知県のお隣、三重県鈴鹿市に行ってきた。
目的は鈴鹿山脈の方にある椿大神社。4、5年ほど前、椿大神社に参拝して、そこから、いろんなご縁があり新しく始まった物語もあったので感謝の気持ちをこめてお礼参りに。
椿大神社に行く途中、雄大で穏やかな鈴鹿山脈に、やさしく呼ばれているような気がした。
昔の人も、その鈴鹿山脈に魂を惹かれたのかもしれない。
2022年12月はじめ。
三重県鈴鹿市も色も空気も冬の姿に変わっていた。
感無量で感謝☘そんな気持ちでしかない。
ありがとうございます❤️
その翌日の早朝、あのサッカーの日本対スペイン戦を迎えるのであった。
ぼくは三重県鈴鹿市のホテルに泊まっていた。
サッカーの運命の一戦を終えて、ぼくはなんだか懐かしさを感じていた。
まだ、ぼくが幼かった頃、日本は経済で世界で一番になった。
日本は後追いで世界に追いつけ、そして気持ちが一丸になった時、この国は強い。
そして、目標がなくなった時、衰退していく頃も、ぼくは見てる。
そういえば、椿大神社へ行った後の夜、サッカースペイン戦の前日、鈴鹿市の居酒屋さんで飲んだ。
2件とも名古屋にもあるチェーン店だ。
1件目は名古屋が発祥のお店で、今、飛ぶ鳥を落とす勢いのお店。
2件目は、名物料理が売りのぼくが生まれる前からある老舗のチェーン店だ。
1件目は、まだ時間が早いのに、ぼくが入ったすぐに待ちができたほど流行っていた。
2件目は、ぼくともう一人しかいなくて、お店が閑散としていた。
同じ鈴鹿市の同じ並びにあるお店。
明と暗。
鈴鹿市は工場地帯でもあるけど割と新しい一軒家とアパートが広がる住宅地。
名古屋の繁華街より人は少なく、明と暗がはっきりとするんだなと感じた。
これからの勢いのある居酒屋と名物料理はあるけど人々から飽きられて、かつての勢いを失った居酒屋。
ドイツとスペインは、これからもサッカー先進国ではあるけど日本のサッカーの勢いは、それに似たものを感じた。
世の中は衰退と繁栄を繰り返す。良いが悪いでもなく、なんだか、ぼく自身も椿大神社を参拝させて頂き、一つの伏目が着いたように感じている。
かつて日本が経済大国になった頃、生まれた少年は気がつけば40代。
これから繁栄してくる者に命を吹きかけたいそんな気持ちになった。
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