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プロフィール①

時々、自分自身を振り返る…

1980年、茨城県笠間市(旧岩間町)出身
県立緑岡高校を卒業後、当時は国立市にあったエコールキュリネール国立(現:辻調理師専門学校 東京)に入学。一人暮らしをしたかったというのもあり、実家からは通えない距離にある学校を選択した。

当時は製菓だけで70人×6クラスあり、そのうち女性8割、男性2割くらいの学生がパティシエを目指し毎日の講習や実習に励んでいた。当時の担任は、近藤、杉本、鈴木(現:アトリエUKAIのシェフ)の3名の先生に学び一年間をあっという間に過ごす。

入学して間もなく、同級生の誘いで社会人ラグビーを見学した際、クラブのキャプテンをやっていたタカナシ乳業(株)の方がパティスリードゥシェフフジウ(高幡不動)を紹介してくれた。

早速、藤生シェフに会いにお店に訪問。いまと変わらずショーケースにはところ狭しとケーキが並び、焼き菓子もたくさん並んでいたのが懐かしい。

フランス校に興味を持っていることを相談すると、フランス語、資金、未経験でどうするのか?と返されて、最低でも3年の経験と専門用語くらいは覚えてから行った方がいいとシェフに言われて、まだ学生だった自分は厨房のアルバイトでスタート。

当時は8:00開店ということもあり、厨房は4時からスタート。シャッターを開け、漂白してるダスターを水ですすいで固く絞る。オーブンの電源を入れ、作業台を綺麗に磨く。

自分の仕事は、カスタードを炊いてそれらを使ったケーキの仕上げするポジションでした。3.5リットルの牛乳を磨いた銅鍋で沸かし、焦げないように腕を動かして艶がでるまでしっかりと炊きバターを入れ混ぜたらすぐに冷やす。よく冷えたカスタードを必要な分量に取りわけ手でほぐす。量が多いとこの作業が意外と大変💦

先輩が作ったイタリアンメレンゲで、ピレネー、ポロネーズを仕上げてオーブンで乾燥焼き。エクレアのフォンダン、シュークリームを順に仕上げていく。ここまでが8時前に出来ていればベスト!!

この後、店の前を掃除して店をオープンさせたら平日はいつもの学校へ。土日は、一日厨房でアルバイトを学校卒業までの約半年間をこうして過ごす。

続く…





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