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#17  キーワードは「ポストモダン」:スクーリング「文芸III-3 (現代小説の前線)」

今日のスクーリングは、出版社の編集者さんが講師。
これまで研究者や作家、小説家さんが講師だったので、少し違った角度です。文学賞の選考にも関わられたこともあるようで、現代小説に精通されているようです。
 
その現代小説のキーワードが「ポストモダン」。
封建的で迷信や宗教による影響が大きかった「前近代」から、科学技術が進歩し、合理的で論理的になった「近代」。自由や平等を手に入れた一方で、不条理や無秩序、非科学といった「ポストモダン」的な要素が、現代小説に見られるようになったとのこと。
 
概論の説明があったあとは、実際の作品を読みながら、深めていきます。
今回、扱う作品は短編だったこともあって、事前に読んでいた作品もあったのだけれど、自分で一読では到達しなかった解釈の連続。「へぇ~」とか「なるほど~」とか、感嘆しっぱなしでした。

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