Book120『人を選ぶ技術』小野壮彦

ヘッドバンターによる、人を見抜く技術。
人を見るときの階層として、4つの階層に分け『1F 経験・知識・スキル』→『B1F コンピテラシー』→『B2F ポテンシャル』→『B3F ソースオブエナジー』という建築物のようなものとしている。

確かに特に面接などの限られた時間はよほど慣れていない表面で見える1Fを把握するので精一杯というのが、何回か面接を実施して得た所感。本書にもあるように、なるべくコンピテラシー(成果思考・戦略思考・変革思考)を探る深掘りを行動質問を通じて取る必要がある。

さらに本書では人のポテンシャルという抽象的な要素も要素分解されて解説はされている。非常にわかりやすい判明、素人がやたらに判断すべき要素ではないのではとも考えた。人のポテンシャルを測る原則は知っていたとしても、個人的にはB1Fまでみること、すなわち表層のスキルや肩書きではなく、コンピテラシー(どのような行動をしてきたのか)を自分自身も含めて見つめられるようにしたい。


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