Book119『凡人でもエリートに勝てる人生の戦い方』

阿部公彦氏の書評を読んで購入。
タイトルの煽り方はビジネス書風だが、とてもインスパイアされた一冊。

絶対的な自己の個性ではなく、相対的な『特徴』をいかに打ち出し、やり切るのか。また、上手くいってると、前進していることの違いなど、やはり成果を出し切る人のならではの深みがある言葉が多い。特に組織における相対的な特徴を自律的に作り出す(where to play)にかけては、広告代理店新卒時代から花形の本社ではなく中部支社を戦略的に志望するなど徹底されている。こうしたことを考える人は肌感2割はいる気がするが、実行し切るまでは相当少ない。

10代、20代、30代とスポーツから仕事まで多くの挫折したきたが、どの年代で読んでも力を貰えたであろう名作。



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