Book117『Think Future 未来から逆算する生き方』ハル・ハーシュフィールド
UCLAの心理学者による、現在の自分と未来の自分との接着を強くすることを説く書籍。
原書のアメリカのレビューサイトの反応はまずまずだったので、期待半分不安半分で読み進めた。
結果、後半のソリューションは少し捻りがほしかったものの、特に将来の自分との結びつきが弱く、現在を過大評価してしまう私にとっては勉強になる研究結果もあった。未来の自分はほぼ他人と同じ脳内の認識、だからこそ蔑ろにしてしまう傾向がある、という主張は自分の経験も踏まえて納得感はあった。
人間の性質としてあり、さらにそれが他者より強く出てしまうわたしにとっては、それを受け入れつつ少しでも未来の自分をより身近に、より具体的に感じる必要がありそうだ。早速faceappで老化した自分を見ると、未来がより身近に感じられた。
いつかから未来もふまえて、現在も未来も大事に、丁寧に生きていきたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?