Book112『マネー・ボール』マイケルルイス

野球界の常識を覆したアスレチックスのGMビリー・ビーンについての本。

他の球団より圧倒的に少ない資金の中で、常識を覆す統計的アプローチで勝利を掴み取る。
これぞ勝負師という物語で、勝利の構成要素を分解し、1つの要素にベットして他球団にはない強みで勝利をもぎ取る。物語で読むとカラクリは簡単に見えるが、データを読み出塁率という注目度が低い数字を重視することを決断する、それが勝ちに繋がることを周りのメンバーを巻き込む、それをやり抜く、と言ったように全てのフェーズで強力な意志が求められるタフな仕事。

小手先のアウトプットより、確実に勝ちに繋がる手を選び、実行する力は参考にしたい。


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