![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74241161/rectangle_large_type_2_7876e33897fd249fe8f5b6186ccd4366.png?width=1200)
【動画紹介コラム】youtuber「だいじろー」さんのおすすめ動画2選 〜発音と韻の香り〜
youtuberのだいじろーさんが大好きなのですが、私が特に好きな動画2本を挙げたいと思います。
だいじろーさんのyoutubeチャンネル
だいじろーさんの私的おすすめ動画2選
その1:イギリス人、怒ってるのに演技にしか聞こえないと話題にw【イギリス英語】
爆笑必至!
怒れるイギリス人おばさんの口調が、前世紀の演劇っぽいと評判の動画を、だいじろーさんが分析します。
個人的には、方言の解説が興味深かったです。
日本語でもそうですが、英語でも、出身の地方によって、同じ単語でも発音が異なったりします。
ですが、どの地域によって、どの単語の、どこが、どう異なるのか、ということはなかなか学校では教わらなかったりするので、そういうことも知れると楽しい私にとっては、貴重な、生きた情報なのでした。
その2:いわゆる「黒人英語」を聞いてみよう!【ケンドリック・ラマー】
これは、上記の動画の「方言」とはまた別の、生まれ育った地域もさることながら、さらに時代的、政治的なことも関わってくる、"人種による発音の特色"についてだいじろーさんが解説してくれます。
この動画の2:35ごろから、
ケンドリック・ラマーの「something」の発音の仕方は、一般的な発音とは異なっているが、ちゃんと「something」の「香り」は残っている。
と述べるだいじろーさん。
言葉の持つ"香り"
だいじろーさんが、言葉から「香り」を感じとっているところに、「この方は、本当に、言語が、発音が、好きなんだなあ!」と感じました。
いわゆる「音フェチ」の言語バージョンとでもいいましょうか。
だいじろーさんはyoutubeチャンネルの自己紹介で「あらゆる言語の発音が好きです」と書かれています。いうなれば「発音フェチ」ですね。
自分も、ここ6年ほど、本格的に、韻(ライム)を研究してい、だんだんと「韻フェチ」みたいになってきましたが、言葉に香りがあるのなら、韻にも、それぞれの「香り」があります。
強い香り、やさしい香り、薄い香り、丸い香り、尖った香り・・・など。
今後、そういう印象も含めて、動画や記事で、「韻(ライム)の味わい」などをも伝えていけたらと、だいじろーさんの動画をみていると、思うのです。
言葉を"音(サウンド)"としてとらえる
韻(ライム)を意識することも、発音を楽しむことも、「言葉を"音(サウンド)"としてとらえる」ということなので、韻フェチたる私は、発音フェチたるだいじろーさんに、共感するところ著しいのでありました。