International Athletics Facilitatorsとは…
「一人ひとりと共に答えを創り出し、共に行動を起こすことでその人のゴールへ導く存在」
生まれた環境によって、一人ひとりのゴールへの挑戦が閉ざされることはあってはならない。
しかしながら、世界ではそれが現実に起きている。それだけでなく、挑戦する機会さえも与えられない現実がある。
私たちは「トップアスリート育成×子どもたちへの普及」に取り組み「生まれた環境に左右されることなく、一人ひとりのゴールへ挑戦できる機会を共に創り出すことに挑戦」していきます。
そして、Facilitatorsの名の下に「一人ひとりと共に答えを創り出し、共に行動を起こすことでその人のゴールへ導く存在」を目指します。
このFacilitatorsには「一人ひとりの可能性を引き出し、その人やその人に関わる全ての人たちの人生を豊かにしていきたい」という意味も込められています。
また、これらの活動を通して
「一人の人として、成長し続ける能力」
「スポーツの楽しさを体感し、自分の可能性に挑戦する能力」
このような能力の育成にも取り組もうと企んでいます。
これらの理念を基に、現在は陸上競技の世界的な強豪国であるケニアを拠点に日々活動しています。
▼自己紹介
申し遅れました。
はじめまして。International Athletics Facilitators代表 中嶋計介と申します。
1987年生まれ
神奈川県相模原市出身
2021年3月末で9年間勤めた公立高校教員(教科は保健体育)を退職
2021年4月にケニアのナイロビへ移住
2021年5月から活動開始
私は、高校の時に陸上競技のやり投という競技に出会い、素晴らしい指導者や仲間に恵まれながら、自分の限界や可能性に挑戦したいという想いを持って、高校生から社会人まで競技に没頭してきました。どうすればより遠くに投げることができるのか、それをいつも考えて実行していたようなちょっと?!だいぶ?!?!変わった人間です。
ですが、それが実現できる恵まれた環境があったから、日本のトップレベルで勝負することもできました。
競技引退後は、競技生活を通して得られた経験や知識、特に物事への考え型を高校教員として還元するために自分の環境を全て活かしながら「何をすべきか、なぜすべきか」自問自答しながら考え、行動し続ける日々でした。
その日々は、素晴らしい生徒たちや職員・保護者・地域の方々に恵まれ、クラス担任や授業、学校行事や部活動指導を通して多くの生徒たちの成長に関わらせてもらいました。
特に部活動では、一人ひとりの目標に対する熱量のおかげで目標に向かう姿や目標を達成した姿など素晴らしい瞬間を指導者としてもたくさん経験させてもらいました。
そして、今の私にできることを全てやりきった時「自分がもっと成長できない限り、これ以上のことを生徒たちに伝えることはできないのではないか」と自覚し退職を決意…。
海外への長期滞在経験もない状態でしたが、成長のためにも大きな変化が必要だと考え、ケニアへ移住し新生活をスタートさせました。
▼なぜ、International Athletics Facilitatorsを設立しようと考えたのか?
高校時代から陸上競技に没頭していたこともあり、世界的に強豪国であるケニアのアスリートたちの取り組みにとても興味関心を持っていたことが全ての始まりです。
移住から1ヶ月後、私はやり投を専門種目にしていたこともあり、共通の知人を通じてリオオリンピックやり投銀メダリストのJulius Yego(92m72の自己ベスト記録は世界歴代5位)と連絡をとり、彼に会ってきました。
私、笑顔?!に見えますが、無理矢理笑顔にしています…。いやー、彼に会うまで色々ありすぎました。なので、なんとも言えない表情をしています。
※写真は、scroll.inから引用
そんな心境ではありましたが、彼がやり投と出会ったきっかけ、トレーニングの取り組み、今後の目標など様々なことを聞いてきました(ちなみに、東京2020オリンピックに出場)
その会話を通して、彼は何度も「ケニアには素晴らしい才能を持っている人がたくさんいるが、その人々を育てる環境がない」と悲しい表情で伝えてくれました。
私には、そのことがとても印象に残ったこともあり、その場で私を必要としてくれる人を聞き、選手たちを紹介してもらいました。
▼数日後…
紹介してくれた選手と連絡をとり、一体どんなトレーニングをするのだろう?とワクワクしながら選手たちのトレーニング見学へ行きました。
首都ナイロビにあるKasarani Stadium第2競技場が主なトレーニング拠点(ちなみにナイロビには、公認競技場は2つ?!しかありません)
見学!と思っていましたが、一緒にトレーニングした方がたくさん関われると感じてトレーニングしました(さすがに、選手との距離を感じます…)
一緒にトレーニング!どころか、技術的なことを教えてほしいと言ってもらって指導してきました!!(選手との距離が近くなっているような…)
その選手たちは、自己の目標を達成するためにトレーニングに取り組んでいるものの、決して良い環境とは言えないなかでトレーニングをしていました。(ちなみにこの日は、選手たちがやりを投げるトレーニングを計画していて、いつものようにその準備をしていましたが管理者に今日はやりを投げることはできない、といきなり言われてしまい…1時間ほどかけてもう1つの競技場へ移動しました)
また私は、強豪国だから子どもたちにとっても陸上競技が身近なものだろうと考えていましたが、彼らと会話する中で、私が感じたことはそれと全く異なっていました。特に、専門的な道具を必要とする種目は手軽に体験することがとても難しいという現実に直面しました。
この環境に直面した私は、自分自身がいかに恵まれた環境で過ごしていたかを実感すると同時に「この環境をより良くするために何かできないか」と考えるようになり、できることから行動を始めました。
▼具体的にどのような活動をするのか?
冒頭でもお伝えしましたが、私たちは「トップアスリート育成×子どもたちへの普及」に取り組み「生まれた環境に左右されることなく、一人ひとりのゴールへ挑戦できる機会を共に創り出すことに挑戦」していきます。
トップアスリート育成では、Facilitatorsの理念に基づいた指導で日々のトレーニングプログラム作成、トレーニングの実施やアドバイス、トレーニング器具やウエアのサポートに取り組み、一人ひとりのゴールに向けて挑戦し続けます。
その育成の過程では、Facilitatorsとして選手に何から何までサポートするのではなく、選手に問いかけ、共に考えて答えを導き出し、ゴールの達成に向けて日々前進していくことを大切にして取り組みます。
子どもたちへの普及では、学校を訪問し陸上競技の体験会を開催します。小学生や中学生の子どもたちを中心に各世代別に実施していきます。陸上競技の特性を活かし「走る・跳ぶ・投げる」のように各種目ごとに体験会を実施していきます。
その普及の過程では、Facilitatorsとして子どもたちにスポーツの楽しさ、様々な種目に挑戦する中で挑戦することの面白さ、新たな自分に出会う楽しさを大切にして取り組みます。
▼最後に…
私のつたない文章を最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
また、貴重なお時間をいただき、ありがとうございます!!
この投稿を通じて、私たちの活動に少しでも興味や関心を持ってもらえたらとても嬉しいです。
そして、SNSを通じて様々な方々とつながり、応援していただけるとさらに嬉しいです!!
この活動によって、彼らと共にこの環境に対してどこまで良い変化が起こせるのかは、正直わかりません。
ですが、何もせずにただ過ごしていては「何も」起きるわけがありません。無謀な挑戦かもしれませんが、彼らとともに覚悟を持ち、本気で取り組みながら、私らしく前進していきます!!
「この挑戦に共感していただいた方」
「この挑戦を一緒にやってみたいという方」
「この挑戦を支援してみたいという方」
などなど、何か気になることがありましたら、ぜひぜひこちらのコメントやTwitterやInstagramでご連絡をいただけると嬉しいです♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
International Athletics Facilitators代表
中嶋計介
日々の活動については、こちら⇩を中心に発信していきます。
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